夜、ソファーでくつろいでいたら
トイレから出てきた息子が
突然、脱いだTシャツをバサッと
私の背後から目の前に投げてきた。

「わ!びっくりしたぁ!」
と息子の方を見ると、
息子は一瞬ニコッとしたかと思うと

「今日は、ごめんね。」

と今朝の悪態の件を謝ってきたのです。

あまりに不意をつかれての謝罪でした。

私、「ん?あぁ、いいよ。今度、気をつけてね」と言い、さらっとやりとりは終わりました。

息子はそのまま、風呂に入りました。



な、何!?今の!いきなりのごめんね?!
か、軽っ!んで、今頃?!




心の中で、ツッコミまくってました。



トイレに入りながら、今日のことを
振り返ってたのか?!
まだ、謝ってないな、て!?





私、済んだと思ってましたわっ。
あの後、気働きして動いてくれたから
やれやれ、と思って私の中では終わりにしてました。


本人、朝、謝れなかったこと気にしてたのかな。




私達家族にとって、お父さんの一周忌
という大きな節目のこの日に、
息子なりに何かを感じての一言だった
と、信じたいです。



お父さん、すぐに分からなくなる私と違って、お父さんはいつも子供たちを信じていたね。



私ひとりでの子育ては、
しんどい時もあるけれど、



お父さんの子供たちへの眼差しや
メッセージを思い出して、


心は


お父さんと2人で子育てしてるつもりで、頑張るよ。