明日は、一周忌の法要です。

前日にこの記事を書くのは
明日、何が、どう、行われ
私がどんな気持ちになるのか
わかりきっているからです。

夏に新盆の法要がありましたので、
それと同じです。

午前中にお義兄さんが
こちらに向かう際、住職を車でお迎えに上がります。

到着後、お茶を一杯召し上がっていただいてから、お経をあげていただきます。

お経の冊子が配られ、皆で読経します。

この時、私は心の中で、

「何でここに、父さんがいないのよ。
お義父さんの法要の時、私の隣に座って一緒に読経してたのに。」
と思うのだろう。


座って、と言っても体格のいい夫は、正座ができない。でもそれをずっと、昔やった足の怪我のせいだと言っていた。だけど、がん治療中10キロ痩せたら、7回忌では、お経の間ずっと正座してたびっくり
「お父さん、すごい!正座できるじゃん!」て言ったよね。

話がそれた。
お経の後は会食会場に移動する。
新盆と違う場所を予約した。
私と夫が結納の式と会食を執り行ったところ。

まさか、たったの15年でこんなこと
で使うことになるなんて。

でも思い出の場所だから遺影と位牌を抱きしめて、一緒に会場に入ろう。

会食の前に忘れないうちに、
お布施を渡さないと。
そして、私は挨拶をする。
住職にお経の礼を述べ、
その後が問題。

亡くなった時から今まで、
皆に心配いただき、
助けられて家庭は表向きは
普通の生活を送れているが、
ちょっとでも本当の気持ちに触れたり、
故人を偲ぶとなれば、
私はきっと泣き出してしまうだろう。

また皆に心配かけたり、気まずい気持ちにさせてしまうのかな…。

お料理を食べ始めれば、
皆が気を遣って、世間話などしたり、
こんな時は子供たちの話題が
一番無難に場を取り繕ってくれるだろう。

皆が話しているのを聞きながら、

「お父さん、御馳走好きだったな。
実家の家族と久々に会うの、嬉しそうだったな。」なんて考えては、
また切なくなるのだろう。





もう、わかりきっているよ。




そしてこれは、3回忌も7回忌も
きっと同じだろう。


いやだなぁ………



でもお父さんの供養だからね、






嫌なんて思っちゃ、






いけないよね。