こんにちは!💯百巓(ひゃくてん)句会、ブログ担当橋原涼香です🙇♀️
4月28日(日)開催の、百巓句会の吟行記録を挙げたいと思います。
百巓句会は毎月第4日曜日に開催していて、今回で第6回目になります🌼
今回の参加者は、東京・松本・石和よりご参加頂いたメンバー8名、欠席投句5名の総勢13名の句会となりました。さらに、今回は東京から初参加のメンバーと、先日俳句教室に来て頂いた初参加のメンバーが句会から来てくれて、とっても賑やかな句会になりました😊
今回の吟行地は、南きよさと道の駅で毎年開催されている、「長沢(ながさわ)鯉のぼり祭」✨🎏✨
毎年4月〜5月のGW頃まで、約500匹の鯉のぼりが空を泳ぐ一大イベントです✨
▲南きよさと道の駅の園庭内には芝桜も🌸
30年以上も続いているというこのイベント、5月5日のこどもの日には「すべての子どもたちの無病息災を願って 大空に僕らの夢をのせて」という思いを込めて、子ども向けの棚田を利用した泥んこカヌーレースや鯉のつかみ取りなどのイベントも行われるそう✨
▲桔梗屋 信玄餅ソフト。濃厚なソフトクリームに黒蜜にきな粉…甘党さんにおすすめのソフトクリームです^^
5月5日は毎年激混みですが、4月28日はGWの初めなのでこの日は大丈夫かな、と思っていましたが、予想よりも結構来てました!!他の人を写さず写真を撮ることが出来ないくらい!💦
▲鯉のぼりの影。地面を泳ぐ姿はちょっと不気味な位の迫力。影の方が見上げた鯉のぼりよりも大きく映るからかもしれません。
こちらの写真は平日、下見に来た時に撮っておいた写真です。平日は空いているので、のんびり鯉のぼりを眺めることが出来ると思います🙆♀️
道の駅の園庭内は色んな花が植えられていて、四季折々の花を楽しむことが出来ます。この日は晩春の花たちが至る所で色を、香りを楽しませてくれました。
▲ライラックの花。
前日の雨はまさに「リラの雨」の景でした。どこに居てもライラックの花の香りが付いて来るようです。
▲緑のコデマリ(かな…?)。さみどり色の花弁が爽やか。私が緑の花が好きなので、いつも目に留まる、心惹かれる花です。
▲鯉のぼりの下は綺麗に刈られた夏芝。
最近急に歩くようになった1歳の娘ちゃん。この日は初めて芝生の上を裸足で歩きました。最初は足の裏の感覚に戸惑い、泣きべそをかいていた娘もすぐに慣れて、どんどん歩き出そうとする姿が見られました🍀
公園の中では、子どもたちがぴょんぴょん跳ねたり、バンザイしたりしていてとっても可愛かったです🌼
●万歳に飛び出すおへそ草若葉
さて。のんびり鯉のぼりを眺めてから、リフトカーに乗って「南八ヶ岳 花の森公園」へ。
▲「南八ヶ岳 花の森公園」へ続くリフトカー。正面に小さく「こいのぼり号」って書かれてますね!
流石のGWは大賑わい…。リフトカーに乗るまでにもずらっと人の列が。いつもは閑散とした田舎暮らしなので、行列なんてなんだか久しぶり^^
高低差100mのリフトカーは、空に向かってゆっくりゆっくり上って行きます。リフトカーから見える八ヶ岳は晩春の空気の中で、どこまでもなだらか。
●空までをゆつくり春のリフトカー
▲リフトカーから見る八ヶ岳。左の一番高い頂きが権現岳(ごんげんだけ)。右側の赤岳(あかだけ)は…木に隠れちゃってますね。
リフトカーを降りると、そこには可愛らしく咲き始めたばかりのパンジーとチューリップの花壇。
▲「南八ヶ岳 花の森公園」の花壇。
そして、この日は土日祝日限定の、ピザ釜で焼いた焼き立てのピザが食べられるイベントもありました✨
▲レンガ造りのピザ釜。ここだけ童話の世界から飛び出して来たような可愛らしさ🌼
▲「花の森公園」の広場。
ポプラ並木の下には夏芝生が青く生え初めています。野球のバットやバドミントンのラケットが無料で借りられるので、この日は子どもたちで大賑わい。(この写真は下見に来た時に撮っておいた、がらんとした広場。人が居るのと居ないのでは、広さが違うみたい…!)
▲「コナシ」の花。ヤマナシの花とはちょっと違うみたい。でも、ヤマナシの花で詠んじゃいました…^^
●微睡める嬰やまなしの花の下
「南八ヶ岳 花の森公園」ものんびり吟行して、そろそろお昼の時間。
「長沢鯉のぼり祭」期間中は、道の駅前の広場に屋台が出ます✨
▲八ヶ岳のイベントには欠かせない、「八ヶ岳スモーク」さん。燻製の焼きそばも美味しそう…!
▲ホットドック屋さんも出店していました。
つい美味しそうなにおいにつられて、「チーズハットグ」を一本。熱々のチーズがのびて美味しかったです!
▲たんぽぽの野原でチーズハットグをパシャリ📷
外で食べると美味しさも格別です。
しょっぱいものの後は、甘いものも忘れずに!
▲ずっと食べたかった米粉のクレープ!もちもちのクレープに、手作りの生チョコがぎっしり入った、バナナチョコクレープ。幸せ…💕
この日はなんと気温が30度近くにもなり、せっかく皆さんに高原の風を感じてもらおうと思っていたんですが、汗だくになるくらい…💦アイスクリーム屋さん、天然氷のかき氷屋さんが行列になっていました。
▲遠くに水色のリフトカーが見えます。ピーカン晴れの良いお天気!
さて、おなかもいっぱいになった所で。
鯉のぼり、鯉のぼり。鯉のぼり…
鯉のぼりで句作って、難しいですよね。。
写生しようとしても、「風」と「鯉のぼり」は皆に詠み尽くされているし…
発想を飛ばそうとしても、「子ども」と「鯉のぼり」はどうしたって付き過ぎになってしまうし…
それでもなんとか鯉のぼりで詠んでみた句がこちら。
●八ヶ岳(やつ)よりの風飲み干して鯉のぼり
これでもまだ、発見が足りない印象。
句会時に皆さんから添削して頂いて、
●八ヶ岳(やつ)よりの風の一献(いっこん)鯉のぼり
となりました✨🙆♀️✨
お酒のように風を呑む、「一献」という言葉。私ではなかなか出てこない言葉です。こんな言葉が使えるんだ!すごいなぁ…!嬉しいなぁ…!とただただ感動。
風の大きさに合わせて、一斗(いっと)缶の一斗、「風の一斗や」というのも良いね、というご意見も頂きました。なるほど✨
俳句は座(ざ)の文学。純粋にただ俳句を楽しむ仲間が集まって、句を鑑賞し、意見を言い合う。そこには年齢や、句歴(くれき:俳句を続けている年数)といった上下関係は関係ありません。
時に意見を言い、時に意見に耳を傾け、より良い句になるまでとことん議論を交わす、この瞬間が私にとって何より大事な、かけがえのない貴重な時間です。
こんな風に、大の大人が顔を揃えて、「言葉」を探すことにひたむきに、ひたすらに、時間を使うなんていう世界、俳句に触れるまでは知ることのない世界でした。この「言葉探し」に魅了されて、今の私が居ます。
…と、なんだか長くなってしまいましたが💦
このブログをのぞいてくださった皆さんにも、俳句の魅力が少しでも伝わったら嬉しいなと思います🌼
💯百巓(ひゃくてん)句会では、10時半〜14時まで吟行(ぎんこう:野外で俳句を作ること)をした後、14時〜17時まで句会(くかい:作った句を発表して、意見を言い合う場)を設けています。
お散歩がてらの吟行も、意見交換の句会からでも、俳句だけの投句でも、大歓迎です✨🙆♀️✨
ご興味ある方はぜひ、お気軽にDM、メール、お電話にて、お気軽にお声掛けください🌼
最後まで読んでくださって、ありがとうございました🙇♀️
皆さんお体第一に、どうぞ季節の変わり目を楽しんでお過ごしください🍀