鯖江市防犯パトロール出発式でした。
昨年に引き続き、鯖江市内で防犯活動に携わっている７団体の皆様が一堂に会して出発式を行いました。
鯖江市の刑法犯認知件数は昨年より減少しておりますが、学校も夏休みに入り、子どもたちは学校での勉強から解放されて気も緩みがちになり夜遅くまで出歩いたり、ゲームセンターに出入りしたりと様々な誘惑に負けやすい時期でもあります。
さらに、近年県内で被害件数が増加している高齢者をねらったオレオレ詐欺などの特殊詐欺や、不審者の出没などの犯罪の発生が心配されます。
治安の確保のためには、犯罪を未然に防ぐ取り組みが重要であり、犯罪抑止のための防犯パトロールなどの強化が必要であります。
防犯活動を推進する中で最も重要なことは、「地域防犯力の強化」であり、「地域の安全は地域で守る」という市民一人ひとりの防犯意識の高揚と、地域ぐるみの防犯活動が、犯罪のないまちづくりの基本であります。
さらに、近年巧妙化する特殊詐欺の内容を取り入れた寸劇の台本を新たに考えていると伺っています。
また、鯖江警察署と密接に連携した、各防犯関係団体の皆さまによる防犯パトロールや補導活動または振り込め詐欺等の広報活動等は、地域の安全安心に大きく寄与するものであり、地域に根ざした活動により、市民の防犯意識が高まってきております。
各防犯関係団体の皆さまには特にこの時期、体調管理にご留意いただき、鯖江市から犯罪や青少年非行が1件でも少なくなるよう、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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