腰痛新タイプ | 撫塵は昨なれども、耳順催す

撫塵は昨なれども、耳順催す

残された人生を穏やかに暮らしたい。ささやかな願い。
しかし今は貧困層にいるので、そのためにはこの歳からでも
なんとか生活再建をしなければなりません。
そんな心身に不具合を抱えた中高年齢者の生活奮闘記です。

( 素材  by   ダ鳥獣ギ画  )

 

 

 

 

 

三週間ぐらい前から腰痛を発症しています。

ぎっくり腰のように急性でなくて、一日二日の間に
少しずつ痛みが積み重なり、最終的にかなりの痛みになりました。

部位としては右の大殿筋の上の付け根、右腰です。

大きめに息を吸うと腰の表面ではなく深部で「ズキッ」ときて、
思わず声が出るくらい痛みが走ります。

クシャミはおろか、しゃっくり程度の吸い込みでもダメ。

そしてよく分からないのが寝ると余計に症状が悪化するのです。
日中、座っていたり立っていたり、その間の方が回復が進み、
寝て翌朝になると悪化、の繰り返し。

朝方はくつ下を履くのに痛みをこらえてなんとか済ます、というありさま。

どうしたらよいのか分からず、いろいろ試してみて、
結果、とにかく患部を冷やすのが最も効果がありました。

部屋にいる間は百均で買ってきた保冷剤を凍らしたものを、
直接腰に当てて、ということを繰り返してようやく回復してきました。

まだ、少し症状は残り、そしてやはり寝起きは痛みがあるけれど、
八割がた治りました。

人間の体の不調の現れ方というのも、実にさまざまなものですね。

腰痛はもはや宿痾ですが、こんなのは初めてです。