アルケミスト | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

以前教えていたクラスで、使役形の練習をしていた時

「子供に読ませたい本はなんですか?」

という質問があった。

そのクラスにいた日本通のハンガリー人の答えが、パウロ・コエーリョの『アルケミスト』だった。

アルケミスト (海外シリーズ)/パウロ コエーリョ

¥2,310
Amazon.co.jp

かなり昔から読まれている世界的ベストセラーであることは知っていたけれど
なぜか昨日に至るまで、わたしは読む機会に恵まれなかった。


ただ、物事にはタイミングがあるから、「そのとき」が「そのとき」で一番いいタイミングなんだということも、わかってる。

昨日の夕方から読み始めて、一気に読破。

旅の小説としても楽しく読めるけれど、
やはり主人公が旅の中で学んでいくことが、人生に必要な知恵でもあるから
そういうのをゆっくり味わって読むのがいいなと思った。

お気に入りの小説にランクイン。

ハンガリー人の学生が「子供に読ませたい」というのも納得

簡単にストーリーをご紹介すると・・・

主人公は旅の人生を送るために神学校を辞めて、アンダルシアの平原を旅する羊飼いになる。
あるとき主人公は繰り返し同じ夢を見るようになった。
何かの前兆を感じ、ジプシーの夢読みのもとを訪れ・・・
そこから海を渡って、アフリカの砂漠をキャラバンに交じって旅することになる。
ある「宝物」を探して・・・


わたしは図書館で文庫ではなく「愛蔵版」を借りたのですが、
もし実際にお買いになるなら「愛蔵版」をお勧めします。
というのも平尾香さんの美しいイラストが挿絵として織り込まれているからです。

手元に置くとしたら、間違いなく「愛蔵版」を求めますね。

良い小説に出合えて嬉しいです。

パウロ・コエーリョ、はまりつつあります。

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