やるじゃん、ユニクロ | ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

ヒャクゴウ、地球を駆け抜ける

思いっきりやりたいことを、真剣勝負でやります。そんなヒャクゴウの日々の記録とたわごと

昨日はユニクロで部屋着とヒートテクを中心にたくさんお買い物をしました。
久々に服を買ったって感じ。
レジを待つ間、ふと『服のチカラ』というフライヤーが目につきました。

$そこに日本語がある限り


(私の足が入ってますね笑)

このリキシャを運転する写真に旅情を感じた私は、すぐさま手にとって見ることに。

う~む、単なるカタログではないようだ、家でじっくり読もう

というわけで、読んでみたのですが
なかなか胸打たれるものがあったので、記事にすることに。

ユニクロは、説明するまでもありませんが、
日本を代表する、ファストファッションブランド
モード色の濃いH&MやFOREVER21など、海外勢力に押され気味かもしれないのですが、
低価格高品質、という日本ならではのビジネス
今や海を越えて世界に羽ばたいています

パリ支店がオープンした時には
エルメスやビトンの前に行列を作る日本人観光客(まだ並んでるのかな?)をしり目に
あのフランス人が行列を作ってオープンを待ちわびたといいます。


かくいうヒャクゴウも、基本はシンプル+αのファッションスタイルなので
ベーシックなものはユニクロで買っていますワンピース

ヒートテクはもちろん、カットソーとかも大好きです。

デザイン性はシンプルですが、形と色、そして縫製屋品質の良さでは右に並ぶものがないのでは?

そんな薄給日本語教師の強い味方でもあるユニクロが、
なんとバングラデシュでソーシャルビジネスを立ち上げたというのです。

ソーシャルビジネスとは、ボランティアやNPO、NGOの取り組みとは違い、
ビジネスとして長期的な視野で、その地の課題解決を目指すもの。


貧困からの脱却を目指すバングラデシュ

識字率の低さ、
乳幼児の高い死亡率
そういった悪循環を断ち切るべく
ユニクロは「洋服」という手段でソーシャルビジネスを始めたということです。

2006年にノーベル平和賞を受賞した、グラミン銀行(貧困層に無担保で融資する)との合弁会社を設立するに至りました。

詳しくはこちらへclick here

まあ、私が集めた情報というのはあくまでユニクロサイドのものなので
問題点や批判もあるのだろうけれど、そういうのはひとまず脇に置いておいて
私はこういう取り組みって、素晴らしいなと思うのです。

ただ「売上」数値を追い求めるだけではなく
どれだけ社会を、世界を「幸福」にしたか
、という指数も企業は追求するべきなんじゃないかな

最近やたらと近隣諸国との貿易、商業合戦が報じられている日本ですが
そういうことに躍起になるんじゃなくて
もう日本はある程度の業績を挙げたのだから、安易な商業主義から方向転換したらいいのにな、といつも思っています

もちろんビジネスとして数値を上げる努力はするべきだけど、
そのビジネスにもっと日本を、世界を豊かにする素材を取り入れてほしい
すでに多くの企業がソーシャルビジネス的なことを取り組んでいますけどね

一見停滞しているように見える日本ですが、
今こそある意味チャンスだと思うんです
経済力だけではなくて、、国民の医療、福祉、教育の内容の豊かさにフォーカスしていってほしいんですよね。

最後にユニクロの会社、ファーストリテイングの企業理念の中にある言葉を引用したいと思います。

「独自の企業活動を通じて、社会との調和ある発展を目指します」

深いですね。

ユニクロがさらに、好きになりましたドキドキ

私って、単純?

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