信長の野望 創造PK プレイ日記その8(徳川家戦国伝) | KMのゲームブログ

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PS3版の信長の野望 創造PKのプレイ日記、第8回目です。
今回は、徳川家の戦国伝を回収していきます。

戦国伝のプレイ日記では断りがない限り、難易度初級、寿命なし、討死なし、架空姫あり、姫武将モードありで固定。
なお、戦国伝の達成・失敗条件と期限は、L2ボタンで表示される情報一覧の「戦国伝」から確認可能。

※PC版や無印とは達成条件などが異なる可能性もあるので注意。
※発生時期については、続き物の戦国伝の場合も多いので参考までに。史実年に近いシナリオで開始するのが手っ取り早いです。
※期限については、発生したときから○○年となっているものもあるようなので、記載している情報とは異なる可能性もあります。


徳川家で発生する戦国伝のうち、大名録は7つ。武将録は4つです。
大名録の発生順は、「甲州征伐」→「天正壬午の乱」→「小牧・長久手の戦い」→「鳴くまで待とう」→「小田原征伐」→「江戸御打ち入り」→「関ヶ原の戦い」という流れ。
※無印にあった大名録「上田合戦」はPKでは発生しなくなった模様。


出来る限り年代順に戦国伝を回収していこうということで、シナリオ「長篠の戦い」(1575年2月)で開始。

・「信康事件」(武将録)
発生1579年5月(おそらく固定)    期限1579年11月(半年間)

家康が嫡子・信康に切腹を命じる事件。
徳姫からの手紙を読んで激怒した信長が命じたとも、徳川家に残っている今川派閥を排除するためだとも、単に家康と信康親子が不仲になったからだとも、色々な説がありますが正確な理由は現在も不明。
時期と期限が固定されている(と思われる)、創造PKでは珍しいイベント。
徳川家の領土を維持さえしていれば特に問題ないと思います。
「難易度 初級」であれば武田家は全く攻めてこないので、武将の配置を済ませた後は、内政も評定も全委任でOK。

残りの戦国伝を回収すべく、シナリオ「夢幻の如く」で改めて新規プレイ。

・「甲州征伐」(大名録)
発生1582年1月(シナリオ「夢幻の如く」開始直後)    期限1582年6月
達成条件1、新府城を包囲する。

長篠の戦い後、弱体化した武田家に引導を渡すお話。
織田軍は信濃を制圧し、徳川家が甲斐を攻めるというもの。
シナリオ開始時点で駿河は徳川領になっているので、駿府城から家康を出撃させるだけでOK。
武田家は迎撃してこないようなので、翌月には達成できると思います。


・「赤の後継者」(武将録)
発生1582年2月(「甲州征伐」達成直後)    期限1582年5月
達成条件1、井伊直政が新府城に入る。

武田家「赤備え」を井伊直政が受け継ぐお話。武田家旧臣を召し抱え、その軍学の習得を直政に命じます。
浜松城にいる井伊直政を、甲斐国・新府城に移動させるだけ。


・「天正壬午の乱」(大名録)
発生1582年6月(「本能寺の変」発生直後・実質時期固定)    期限1584年6月
達成条件1、真田家と同盟する。
達成条件1、新府城を6ヶ月守る。

本能寺の変による急激な情勢の変化と、それを機に勢力拡大を目指す諸大名の動きを描くお話。
この大名録の開始と同時に勢力図が大きく変化しています。
旧織田領のうち、南信濃が徳川領に、北信濃が真田領になっています。
また、真田家の外交姿勢が「関心 信頼0」に変化。
お金を貢いで信頼を上げて同盟を結びます(信頼を上げるだけでは達成されないので注意)。
北条家が敵対状態となり、新府城を目指して北条氏照隊1500人と北条氏邦隊1000人が襲ってきます。
駿府から家康隊を出撃させれば大体は凌げます。
なお、駿府城に武田家旧臣(信濃にいた織田家旧臣も)が増えているので、各地に配備しておきます。

達成後、北条家から婚姻同盟を持ちかけられます。拒否する事もできるようですが、ここは承諾しておいて良いでしょう。


・「小牧・長久手の戦い」(大名録)
発生1583年3月(「天正壬午の乱」達成後、1583年3月になる?)    期限1588年3月
達成条件1、徳川家康が小牧山城に入る。
達成条件2、羽柴秀次を池田恒興よりも先に撃破する。
達成条件3、徳川家康が池田恒興と交戦する。

破竹の進撃を続ける秀吉と、織田信雄・徳川家康連合軍による決戦。
史実では1584年に行われた戦ですが、賤ヶ岳イベントの発生によって羽柴家の領土が自動的に広がるので、その直後にイベントが始まるようです。開始時に清州織田家から小牧山城が譲渡されるので、攻め取る必要はありません。
初見プレイでは敵の行動などが分かり辛いと思われるので、戦国伝開始時の評定でセーブしておくと良いです。

小牧山城に家康を呼ぶ際は、ついでに井伊直政も呼び寄せておくと以降もスムーズに進行できます。
岐阜城から豊臣秀次隊1500人が出撃し、尾張国境に差し掛かった辺りで尾張・犬山城から池田恒興隊7000人が出撃してきます。
両部隊は次のイベントが進行するまで、小牧山城と岡崎城の要所でそれぞれ停止します(以降は一定期間ごとに移動→停止を繰り返します)。
小牧山城に入城させた徳川家康と井伊直政を同じ部隊に入れて、豊臣秀次隊と交戦・撃破。
池田恒興隊が岡崎城に向けて行軍を再開するので、家康隊で池田恒興隊を追撃すればOK。
池田隊はしばらくすると再び行軍を停止するので、岡崎城から足止め用の部隊を出す必要もありません。
家康隊と池田恒興が交戦するとムービー「小牧・長久手の戦い」発生後、池田恒興隊が消滅して戦国伝達成となります。
家康隊が帰城するとイベントが進み、羽柴家との和睦を示唆する話がありますが、すぐに展開が動くわけではないので注意(後に羽柴家の方から同盟締結を打診してきます)。


・「井伊の赤鬼」(武将録)
発生1583年3月(「小牧・長久手の戦い」発生後)    期限なし
達成条件1、井伊直政が羽柴軍中入り部隊と交戦する。(豊臣秀次隊・池田恒興隊)

wikiの攻略情報によると、無印の武将録「赤の継承者」からPKで分離された武将録のようです。
「中入り」というのは、本隊同士が睨み合っている隙に別働隊で敵の懐(本陣・本拠)に潜り込み、これを奪取・撹乱しようという狙いの戦術。
この合戦における中入り部隊というのは、豊臣秀次と池田恒興が該当します(なぜか本隊は出現しません)。
小牧山から家康+井伊直政隊を出撃させて、近くにいる豊臣秀次隊と交戦するのが発生中の大名録「小牧・長久手の戦い」の進行から見ても自然。
家康を同じ隊に入れておけば、そのまま池田恒興隊と交戦することで小牧・長久手の大名録も達成できます。

これ以降も「鳴くまで待とう」からの大名録は回収できますが、「九州征伐」のシナリオでやり直す方が良いかも。
シナリオ「夢幻の如く」では、武将録「光の行末」は発生しないようなので、武将録も見たい人には二度手間になります。
なお、PKで追加された徳川家戦国伝との兼ね合いかは分かりませんが、無印にあった「上田合戦」の戦国伝は発生しなくなった(もしくは条件が変わった?)ようです。


・「上田合戦」
発生・・・不明(PKでは発生しなくなった可能性あり)
無印では「小牧・長久手の戦い」後に発生していたらしい大名録ですが、PKでは削除されている可能性もあります(プレイ記録の徳川家のリストに載らない)。
詳細が分かり次第、追記します。


・「鳴くまで待とう」(大名録)
発生1584年5月(「小牧・長久手の戦い」達成後、羽柴家からの同盟打診を承諾?)またはシナリオ「九州征伐」開始直後    期限1589年12月
達成条件1、北条家の信用を60にする。

天下人になりつつある羽柴家の頼みで、婚姻関係にある北条家との仲介をするお話。
史実では、家康から再三にわたって北条家に上洛するように促していますが、北条はこれを拒否。やがて小田原征伐に繋がりました。


・「小田原征伐」(大名録)
発生1584年8月(「鳴くまで待とう」達成直後)      期限1591年8月
達成条件1、韮山城を同盟軍支配下に置く。
達成条件1、玉縄城を同盟軍支配下に置く。
達成条件1、江戸城を同盟軍支配下に置く。
達成条件1、岩付城を同盟軍支配下に置く。
達成条件2、小田原城を同盟軍支配下に置く。

関白・豊臣秀吉の名のもとに、「天下惣無事」の令を破った北条家を討伐するお話。
史実では、豊臣軍21万の軍勢で北条家の各城を攻略していきますが、創造PKではそれほど大規模な合戦になることはありません。
豊臣家で発生する「小田原征伐」よりは攻略すべき城は少ないですが、ほぼ独力で北条家の支城を攻略していくことになるので、それなりに大変です。
上杉家が箕輪城を落としてくれれば上杉家を援軍で呼べるようになるので、少し楽になります。
「夢幻の如く」シナリオから続けて発生させている場合は、「小牧・長久手の戦い」達成直後に清州織田家や鈴木家、筒井家あたりを併呑できるので、比較的容易に達成可能(ただし武将録「光の行末」は発生しない模様)。
「九州征伐」シナリオでは、開始時点で多くの大名家と同盟関係にありますが、武将数や領地の関係から援軍はほとんど期待できないので注意。
同盟期間の延長をするのは上杉家ぐらいで十分。それ以外の勢力は「夢幻の如く」シナリオ同様に攻め滅ぼしてOK。
小田原城をいきなり包囲で落とすのは困難なので、兵の少ない支城部隊で強攻して耐久を削っておいてから、本城部隊で包囲すると割合簡単に落とせます。


・「光の行末」(武将録)
発生1587年12月(シナリオ「九州征伐」開始後、真田領に侵攻する?)    期限1599年12月
達成条件1、井伊直政が真田信幸と交戦する。
達成条件1、本多忠勝が真田信幸と交戦する。
達成条件2、真田家の信用を100にする。

本多忠勝の娘・小松姫と真田家の嫡子・信幸との縁談により婚姻同盟を締結するお話。
井伊直政と本多忠勝を出陣させる際は、信幸が上田城と沼田城のどちらに居るかを確認すること。


・「江戸御打ち入り」(大名録)
発生1592年3月(「小田原征伐」達成直後)     期限1599年12月
達成条件1、豊臣家との同盟を3ヶ月維持する。
達成条件2、江戸城に石垣を設置する。
達成条件2、江戸城に三の丸を設置する。
達成条件2、江戸城の区画数を8にする。

小田原攻めの論功行賞によって徳川家が旧北条領へ封ぜられるお話。
当時の関東地方は平野は多かったものの、沼や湿地帯が多く、人口はそれほど多くありませんでした。
今回の大名録は、徳川300年の礎となる江戸の城下町を整備する部分に当たります。
豊臣家との同盟を3ヶ月維持すると、イベント発生後、三河・遠江・駿河・南信濃・北信濃の徳川領は全て豊臣領となり、代わりに旧北条領だった相模・伊豆・武蔵・下総が徳川領となります。
なお、領地替え前に徳川が有していた尾張・美濃・伊勢のうち、尾張・美濃は豊臣領に、伊勢は徳川領という結果でした。
他にも徳川領のまま残せる国があると思われます。

「江戸城の区画8」を達成するには、人口を4万人まで増やす必要があります。
国人衆を取り込むことで2段階ぐらいはすぐに拡張できると思いますが、あとは地道に内政や街道整備を行って人口を増やしていくしかありません。
改修で城に増設できる設備の中には人口を増やす効果のあるものがあるので上手く利用すると良いでしょう。
政策の「四公六民」は、内政の開発速度を高める効果があるので、結果的に城下町の開発速度を上げることができます。
ちなみに、シナリオ「九州征伐」では「関ヶ原の戦い」は起こせないようなので、他勢力と無理して戦う必要はありません。伊達や上杉家は領地が広く手強いので、24ヶ月同盟を更新し続けるのが楽。
秀吉死亡時のイベントは寿命なしの設定でも1598年9月に発生するので、大名録達成後もそこまでは進めてみる価値はあるかも。


徳川家の最後の大名録を回収すべく、シナリオ「関ヶ原の戦い」で開始します。

・「関ヶ原の戦い」
発生1600年6月(シナリオ「関ヶ原の戦い」開始直後)    期限なし
達成条件1、徳川家康部隊が小山城下に入る。
達成条件1、鳥居元忠が伏見城を守る。
達成条件2、岐阜城を包囲する。
達成条件3、石田三成を撃破する(イベント合戦あり)。
(達成条件3、徳川家康が小早川秀秋を攻撃する)・・・任意
※イベント会戦を発生させなかった場合は、達成条件が「石田家を滅亡させる」に変更されます。

天下分け目の大戦、関ヶ原の戦いを描くお話。
史実では上杉討伐中の家康が石田三成の挙兵を知った地が下野国・小山周辺であり、上杉討伐に向かっていた諸将を招集して軍議を開き、東軍西軍のどちらに着くかを決めさせました。
事前に諸大名の調略をしていた黒田長政らの働きもあって、ほとんどの大名はそのまま東軍への参加を表明。家康はスムーズに東海道を進軍できることとなりました。
なお、会津討伐の発端となった「直江状」は原本が未発見のため、写本によって内容が異なるようです。

小山評定のイベント後、福島正則たちの部隊が清州城周辺に出現、そのまま岐阜城を包囲してくれます。
岐阜城の包囲後は、そのままイベント合戦へと移行できます。
イベント合戦の兵力は、東軍が家康本隊3万500を含む、総勢59100人。
西軍は石田三成隊8000人、宇喜多秀家隊1万7000人、小早川秀秋隊1万6000人を含む、総勢58450人です。
会戦からしばらくすると(味方部隊が総勢4万1000人程度まで減るのが条件?)、「家康隊で小早川秀秋隊を攻撃する」という条件が追加されます。
達成すると小早川秀秋隊1万6000人と脇坂安治隊4200人が東軍に寝返ります。
小早川隊の寝返り後、谷吉継隊の兵を半分程度まで減らすと吉継の自刃イベント発生。
石田三成隊の兵士を変分程度まで減らすとイベント発生。島左近が負傷し死亡扱いとなります。
島津義弘隊が残っている状態で、石田隊が残り1000人程度まで減るとムービー「島津の退き口」が発生します(島津家の大名録でも発生します)。
石田隊撃破でイベントが発生して会戦勝利&「関ヶ原の戦い」達成。敗軍の将4名のその後が描かれて終了。
※「島津の退き口」を発生させている場合、島津豊久と井伊直政のイベントも追加される模様。

注意が必要なのが、寝返りを見越して小早川秀秋隊に早く接触しすぎても、家康隊があっさり倒してしまうという点。
なお、会戦自体は家康本隊で戦法「蜻蛉切」を発動してから敵中に突っ込ませれば、一部隊だけで敵を残らず殲滅できます。

ここから天下統一を目指す場合は、東軍の連合が障害になって解散するまでの3年間は思うように動けません。
信濃・真田家、常陸・佐竹家、会津・上杉家辺りを滅ぼしつつ、徳川家の飛び地になっている紀伊や大和、美濃辺りから戦線を拡大していく感じでしょうか。
連合が残っている間は味方大名の信頼が自動で上がっていくので、積極的に援軍を頼むと良いでしょう。
豊臣家や福島家の援軍主体で美濃や近畿を切り取っていけば、4年ほどで「惣無事令」発布によるクリアも可能。石田家を滅ぼすタイミングによっては3年以内にクリアできるのかもしれません。
石田家は中国地方に飛び地があるので、先に毛利家や吉川家に援軍を依頼して予め攻略して貰っておくと良いかも。

これで徳川家で発生する戦国伝は全て回収しました。

徳川家の戦国伝の中では、「小田原征伐」が少し難しいぐらい。
「江戸御打ち入り」は、達成自体は難しくありませんが、江戸城の人口が増えるのを待つことになるので、それなりの長期戦は覚悟しておく必要があります。
徳川家自体は優秀な武将が多く、肥沃な土地を領有していますが、始めから周辺の大勢力に囲まれています。古い年代のシナリオでプレイする際は、外交で敵を増やさないようにしておくのが特に重要な勢力です。


次回は、伊達家と真田家の戦国伝を回収していきます。