初釜のお祝いに来てくださるお弟子さんたちとは
毎年お茶事形式でお祝いをしています

寄り付きに飾った干支のヘビ。
毎年シルクの裂で手作りしているのですが
今年は女子に不人気な干支なので
烏帽子を被せて
可愛らしく
してみました。毎年恒例の宝船の釜敷にのせて

来年の干支は馬!!
馬の細い脚は手作り難しそう。゚(T^T)゚。
「きっと来年は大根足も眩しい、農耕馬になると思うの…」
と汲み出しにお出しした、
甘酒を飲みながら、初笑い♪
床は
「十八公栄千年色」
十八公とは
組み立てると解りますが、
松のこと

松栄千年色
これもまた毎年お初釜に掛けています。
丸三宝には飾り炭を。
今年は誰ヶ袖棚に
香合はお茄子の様に大きな、お多福豆。
薄器は十二支が蒔絵されていて
これも毎年使っています。
写真は初炭前の飾りつけです。
このあと
懐石、濃茶、続薄茶と進み、
最後は籤引きをしてお開きとなります。
(今年はあと、四回初釜を行うので、お料理とお道具組は割愛ですm(u_u)m )
毎年使っているお道具達を見て、
お弟子さんたちが
「今年も無事にお正月を迎えられて良かった~」と
沁々言ってくれるので、
私も「変わらない」という
幸せ、ありかたさを感じるのです。
宗華





