人を亡くすということ | 茶道裏千家教授のマダムのブログ

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せっかく梅雨明けしたというのに
夏らしい暑さがあまり続かず、
夏物のワンピースの上に、
カーディガンを羽織ってお出掛けしてきました。

今日は友人の大切なひとが
亡くなってから丸2年、三回忌です。

正確には7月11日に亡くなったのですが、
12年前の今日、
彼女達が「共に歩んでいきたい」と
気持ちを確かめあった記念日なので、
去年の一周忌もこの日に執り行いました。

彼の死を
大変とりみだした様子で
私の所に電話してきたことを
昨日のように鮮明に思い出すことができます。
「慟哭」とは当にこの事だと思いました。

人は命を授かった以上、確率100%亡くなります。
その絶対的な命題を分かっていながら、
なんとなく自分の身には起こらないことのように感じて毎日過ごしてしまう。

人には四苦といった苦しみがあって
その中のひとつ、「愛別離苦」もその中のひとつ。愛する人と別れ離れなければならない苦しみです。

茶道には一期一会という教えがあります。
「一同に介したこの時を大事にしよう」ということなのですが、
本当にこの気持ち。
家族や愛する人と一緒にいる毎日、
何でもない時間を
大事に大事に…ラブラブ



宗華合格