少々…体調不良にて
《痛い…痛い》
ってな事で大人しくお家にて
アプリで遊んだりブログ街を
徘徊しております。
ブログ街には様々な人がいて
性別も年齢も置かれた環境も様々です。
私の母上様世代の方の投稿
もよく目にします。
ご存知の通り私の母上様は"認知症"です。
母上様と同じ年齢の方の
投稿を読ませてもらうと
なんだか羨ましくも感じます。
それなりな 文面ですし
なによりPCもしくはスマホの操作が
出来るんだもん。
母上様はPCも使えなくなりました。
そんな事をボンヤリ考えながら
読ませてもらって気付いた事が
ありました。
"父は母の何処が好きだったのか"
母上様とは埋める事の出来ぬ深い溝が
ある訳ですが…それはさて置き…
私の母上様は凄いな～！
って気付いたんです。
"母"と言う人は昔っから
人を妬ましく感じる とか
羨む…と言う事が全くない人なんです。
先日の話なんですが
デイから戻ってきた時に
母より記憶のしっかりしてる方が
…とある人の事を
あの人はエエよね～！
あの人みたいな旦那やったら幸せだわ！
それに比べてウチのお父ちゃんは…！
それにしてもあの人の話は自慢みたいで
気分悪くなる時あるわ ！
そ～でしょ？
と母に話しかけてました。
後々、じっくり時間をかけて母上様に
"あの人"の事を尋ねました。
薄っすら思い出した記憶によると
"あの人"のご主人は板前さんで
食事はだいたいご主人がされてて
今でもご主人が作ってくれる晩御飯が
楽しみだ。
とかよく話すそうです。
…で…
母上様は"あの人"の事をどぅ感じてるか
と言うと《ふ～んイイわね》
って感じ 以上(おしまい)なんです。
ワンマンな父と歩いた道のりは
大変な事も多かったと思いますが…
でもまぁ～反応は想像通りでした。
ブログ街で目にした話ですが
ご自身が通われてるリハビリで
【気にくわぬ人がいる】
【自慢話ばかりする】
などのフレーズが散らばってました。
それは受け手の感覚なので
否定も肯定もできませんが
【自慢話】と言うのは
本当に自慢なのか日常的な会話の一部を
【自慢された】と受けとるのか
にもよると思うんです。
その点 家の母上様みたいなタイプは
自慢話を聞かされても自慢話だと
認識しない人なんだと思います。
認知症と言う病にかかると
"取り繕うとか調和をとる"
と言うタガが外れて本能剥き出し状態になる
素のママと言うか
本来の姿で生きて行く様な部分は
大きいと思います。
なので元々が妬み性の人とか
無い物ねだりの強い人とか
ワガママなんて物は
包み隠さず本音をさらす訳です。
私の母上様は昔っから
"人の悪口"ってのは
あまり言わない人だったと思います。
人の事は言わない！
ではなく悪口陰口と言うよりは
"自分に合うか合わないか"
と言う基準で物を言っていた気がします。
だから《あの人のこ～言う部分は》
みたいな会話を耳にしてないって訳です。
父は生前
【母の様な素直な人はいない】
と話した事がありました。
母上様の性格と"素直"と言う言葉
私の中では直結しないのですが
ボンヤリと"素直"って言葉が
ニスマッチではない気もします。
母上様の想い描く娘に
育たなかった私ですので
《貴女って人は》
とよくお小言頂戴するのですが
それは素直な母の気持ち
他人様に発する言葉ではありません。
おそらく…ですが他人様が私と同じ様な
行動や発言をしたとしても
《ふ～ん》
って気に留めないと思います。
…人は人…
思考の人なので。
そんな事をつらつら考えますとね
人って生きてる限り
どこかしこで少なからず
人を羨ましく感じたりする
生き物なのではないでしょうか？
物欲もそぅですよね？
なんかね家の母上様って
凄いんじゃねぇ～
って思えてきたんですよ。
【人を羨まず 人を妬まず 人は人】
ある意味かっこイイな～ってね💮
そー言う部分が父の萌えポイント
だったのかも知れませんね
認知症になって
お世話って程の事は何も出来てないですが
それでも 大変事もある訳で
それ+他人様の悪口みたいな事を
聞かされたとしたら
私…ぶちギレちゃうかも
父の言葉を借りて言うなら
"素直な母"
で救われますわ
私が６０才？(それだと若年性か？)
いや７０…８０才になって
認知症を発症したらどうでしょう
容赦なく人の悪タレつく
クソ婆間違いなしです(汗)
可愛いば～ちゃんになるのが夢今から矯正して間に合うかしら
今更ながら
何処かにあるであろう母のDNA
目覚めてくれよ
と神頼み…ですわ(笑)
先日珍しくTV観てて
母上様がケーキを食べたいと…
ご所望のケーキ↓
"素直な母"
と食べるケーキは美味しいです
今更…母の一面に気がつくなんて
母不幸な娘ですね
反省いたします
