ども。
サウナ記です。
今回は海外です。
昨年ふとニューヨークに行った際
ニューヨークのサウナ事情て、どんなだ？
そう思い、現地で調べました。
大きく分けて３つ。
ロシア系、トルコ系、韓国系。
さすが移民の街。人種のるつぼ。
てか、なんで日本系がないんだよ！！
てなわけで、ウォール街にある
SPA88に行ってきました。
ここはロシアンサウナです。
世界の経済の中心にあるサウナ。
米露がくすぶってる中、アメリカでロシアン。
まあドキドキしかないです。
まず、入りにくい外観！
アジア人1人でこそーっと入っていきます。
階下に降りるとさっそくロビー。
綺麗なロシア系パツキンちゃんねーが
お出迎えしてくれます。
あ、事前に調べておいたので
水着はきっちり買いました。
SoHoで。高かったー。
SoHo価格だったー。
でもしゃあない。
だって、混浴なんだもん。
で、
ロビーにはサウナハットが約20種類くらい販売！！
この時点で意識の高さを感じざるを得ません。
これは全員被ってる、ということだなと思い
１つ購入。
てか、海外でサウナハット買うと
こんな安いんだね。
20ドルくらいだよ。
日本で買うと6000円だよ。
サウナハット業始めようかな。
で、
金髪美女に入場料とサウナハット代を払うと
美女の後ろにある鉄製の
奥に細長い貴重品入れに財布やパスポートを
ガチャコーンて預けます。
そして鍵を渡されて、ロッカーなのですが、
ロッカーの鍵が南京錠！！
やったーーー！！！
鎖の先に南京錠ですよ。
映画の世界みたいだなー。と
ワクワクです。
そこで水着に着替えてサウナハットを装着、
備え付けのスリッパを履いていざサウナ室へ。
アジア人が自分しかいない中、一番広いロシアンサウナ室へ入ったら
確か4段くらいある大型室内で
みんなサウナハット装着！！
中にはヴィヒタ(白樺の葉)で
身体をバシバシ叩き合っている
ウィスキングを楽しんでいる人たち。
もちろんテレビなんかあるわけございません。
機関車の釜みたいな蓋の奥に
サウナストーンがあるようで
蓋を開けてそこにヴィヒタに漬けられた水を
かけるロウリュ爺さん(多分一般客)もいたり
サウナーとしての民度が高すぎる！！
なにここ！ヘブンかよ。
で！！水風呂！！
これが衝撃なんですよ！！
推定水深2.5m。
そう。足がつかないんです！！
大きさは正方形状で
狭めではあるんですが
ひたすら、深い。
深いから、溺れないように
水の中にプールみたいにハシゴみたいな
てすりみたいかアレがついてます。
そしてその水風呂にみんな汗流しせずに
そのままザブーンて飛び込んでいきます。
そりゃ飛び込めますよね、推定2.5mなんだもん。
僕も飛び込みましたよ！ザブーン。
(公式HPより)
やべえ。
水温やべえ。
多分シングル。
推定シングル。
水温計なんてないからさ。
でもこの刺すような冷たさは
グルシン。
足先がいててててて、て
叫びながら脱出する日本人、
休憩スペースへ向かいます。
安定のサウナチェア。
白いアレね。
そこで目を閉じると、ニューヨークにいるのに
ここはロシア。モスクワのバブーシュカが見える。
ととのう！！！ととのうよーーーーー！！！
1セットめにしてすっかりトロトロですが
数種類サウナ室があって
温度低めのフィンランドサウナへ。
ここは狭めなんだけど、それゆえか
適湿で状態は素晴らしい。
お客さんの女性が自主的にロウリュをやってくれるので
熱波がとてもいい感じ。
サウナハットを被った金髪美女も
恍惚の表情です！
(公式HPより)
何セットかくりかえして
食事スペースへ。
みんなよくわからないロシア料理と
ウオッカを飲んでいる。バスローブで！
サウナテーブルとイスで
それはもう楽しそうに。
ここでチキン発動、飲み食いできなかったー！
ちょっと怖くなっちゃったー。。。
水だけ買ったよ。少し反省です。
二階がある、とのことでテクテク登ると
なんとそこには巨大なプールが！
なんということだ。ここは大阪のニュージャパンか。
ニュージャパン？ニューヨーク？
ニューヨーク？ニュージャパン？
ああ。わからない。もうわからない。
なんでもいい、泳いじゃえ。
プールの横にはジャグジーもあり
体を温められます。
(公式HPより)
そこで、ハッと気づいた当たり前のこと。
このサウナ、お湯に入れるのここしかない。
ほら、日本のサウナて、
店名にサウナ、てついてる専門店でも
必ず浴槽はあるわけで。
それがこのspa88では
二階のプールの片隅に小さい浴槽が
ポツンとあるだけ。
嗚呼、文化の違いだなー。
結果5セットくらい済ませて
すっかり整って退店です。
サウナハット、お土産にもう一個買っちゃった。
整いあとのウォール街の風は
なぜかとても優しく感じました。
皆様も是非渡米した際はサウナへ！