ども。

 

今日紹介するのは、銭湯です。

 

銭湯もサウナがついてるとこが多いですよね。

 

別料金払ったら、あのプラスチックの鍵、

 

ひらがなの「し」みたいなやつもらって

 

サウナのドアのくぼみにひっかけて、扉を開ける。

 

誰が考えついたんだろ、あのシステム。

 

 

さて。この駒の湯なんですけど

 

外観も内装も一般的な銭湯。

 

ごくごく一般的な銭湯。

 

なのですが!

 

水風呂に対する店主の意識がすごい!!!

 

15度以下!!

 

超冷たい。なにこれ。700円で入れるレベルじゃない。

 

まず水の冷たさを手で確認して、サウナ室へ。

 

 

 

・・・・。やばい。

 

このサウナ室はやばい。

 

 

少し暗めなよくあるサウナ室なんだけど

 

結構な音量で流れるムード歌謡。演歌。

 

自分、そっちの曲、そこそこ知っている方なんだけど

 

一曲もわからない!なにこの曲たち!

 

昔ながらのサウナ、銭湯。

 

まわりはご高齢の地元の人達。

 

マンガを読んでいるお兄さん。

 

そして、ムード歌謡と演歌。

 

ここはどこなんだ!!昭和だ!!!!!

 

そうだったんだ。あのサウナの扉は

 

時空の扉だったんだ。

 

今、自分は1970年代にいる。昭和40年代。

 

サウナ内にテレビがあるならきっとブラウン管で

 

中村雅俊さんがふわふわくせっ毛で青春を語っているのだろう。

 

トイレにいったらオイルショック影響でペーパーがないかもしれない。

 

ここはどこだ。今はいつだ。

 

サウナの熱気も手伝って、完全に時空トリップ状態。

 

追い打ちをかけるように流れるムード歌謡と演歌。

 

あー。森昌子ー。





 ベリーショートだー昌子。

 

汗をしこたまかいたあと、水風呂へ。

 

一般銭湯ではありえない水深と広さ。

 

足を入れる。ビリビリビリ。つめてーーー!!

 

えーい!と全身どぼーん。

 

あーー。体に血がめぐっていくよ。

 

60秒と耐えられず、這々の体で脱出。

 

もちろん外気浴のスペースなどなく、

 

洗い場の小さい椅子の上で、休憩。

 

 

と、と、ととのったーーー!!

 

よい。ベンチチェアがなくても整うんだ。

 

漏れ聞こえるムード歌謡に耳を澄ませて

 

目を閉じてサウナトランスを感じる。

 

また訪れる時空トリップの予感に酔いしれた後

 

またサウナの扉、こと、時空の扉を開ける。

 

 

 

この曲なんだよ!!誰、歌ってんの?

 

 

俺の時空の旅はまた始まるわけです。

 

三茶、駒の湯。銭湯系では頂点です。

 

時空の旅、でかけてみませんか。