ども。

ロックマンシリーズ新作まで
あと○日!記念www
ふりかえりレビュー第三弾。

クイックです。

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変な話ですが、

俺自身、「ヒャダイン」の大ファンなのですが、

この曲は、本当に大好きです。うはは。

このスピード感、たまんないっすね。

アレンジの方針ですが、この曲に関しては

トラック数が異常に多かったです。

音を入れまくりました。これでもか、と。

CPU負荷が凄かった思い出が。

マスタリングした際に潰れた音色、多数。かわいそうに。。。

クイックマンステージ名物、一発ティウン光線の効果音を

これでもか、と使い、スピード感を出してくれてます。

・・・・ええ。

歌は速すぎて歌えないから、スピード下げて録るというズルをしてます。

最初は頑張ったけど息継ぎができなかった。


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歌詞ですが。

ものすごくせっかちな性分で、

自分の決めた青写真通りに

物事をサクサク進めていく合理主義者が、

恋愛という、理屈ではどうしようもない感情的なものに

振り回されてしまう、というストーリーにしております。



「仕事」とはこういうもの
「人生」とはこういうもの
「人間」とはこういうもの
「恋愛」とはこういうもの


全部自分の中で明文化して、半ば決め付けのような形で

毎日を駆け抜けてきた人間が、

自分が思い描いていた「現実」と全く違う現実を突きつけられた。

うん。ちょっとした、アイデンティティの崩壊みたいな感じ。

完璧主義者の人とかもそうみたいだけど、

自分の理想と真逆のこととか起きたら、柔軟に対応できなくて

もうフリーズしちゃう、そんな感じです。



この歌詞の主人公の場合、それが恋愛で起きて、

今までは何だって合理的に動けていたのに、

いざ恋愛となると、臆病で、感情的で、しみったれてるwww

次に逢えるのはいつか、そればっかり考えてる。

今までバカにしていた「ノロマ」な人間になってんじゃん、俺!!

本当の俺は、もっとスマートでクールなはずなのに!

こんなの俺じゃない!!!!



とまあ、

築き上げてきた「自我」と

抑え込んできた「コンプレックス」との

猛烈な戦いが、彼の中で繰り広げられているわけです。


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認めてしまえばラクなことって

色々あると、最近思います。

今まで自分の中で「弱さ」だと思っていたこととか、

認めたくないイヤなところとか、

それも自分なのね、って肯定すれば

新しい自分になれた、そんな気にもなります。

でも、それは俺が適当主義者で、のほほんと生きているから

為せる業なのであって、

完璧主義者とか、マジメな人には難しいことなのかも、とも思います。

そういった自分を否定し続けると

ジェミニの聖闘士みたいになるんでしょうね。

ヒャダインのブログ


なので、クイックマンの場合、恋愛云々よりも

まずは自分の感情をコントロールできるようになってから、

そんな感じもいたします。

うぶなヤツだZE☆

以上、クイックマンでした。


あ、あと、自我とコンプレックスのお話は
この本がとてもためになりました。
よければご一読を。

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