さっき電車の隣に
中学1年か2年かの男子学生が2人。

A「お前、結局どうなったの」

B「終礼の後、Cに『好きな人いるの?』って聞いたんだけどね」

A「で!どうなったの!?」

B「いることはいる、みたいなかんじで。俺のことも、まあ、いい感じみたいな」

A「すげー。お前デートしろよ!!Cってどこに住んでるの?」

B「蒲田っていってた」

A「蒲田ってデートスポットじゃん!誘えって!!」


といったような、
ラズベリートークが延々と。

いやー。

よかった。

甘酸っぱかった。

「デート」への憧れが、もう、甘酸っぱくて。ねえ。

思い出した。小学校6年生のころの初恋を!

最終目標が「好き好き同士になる」だった、あの初恋を。

女子の交換日記を盗み読みして、自分のことをどう書かれてるか
必死にチェックしていた、あの初恋ををを。

「好きだから意地悪する」を体現していた、あの初恋ををををを。

自転車こいでたら偶然会って、心臓が止まりそうになった、あの初恋ををををををを!!!


ぜぇぜぇ。



経験と磨耗って同じ言葉だと思っていて、
色々知って、経験すればするほど、やすりがけをされていく感覚になります。

でも、決して、未経験とか、若さとかを美化しているわけではないんです。
俺は、ほとんどのことは、やすりがけしないといけないと思っているので。
だから、今の状態も大好きだし、これからも、やすりがけを受け入れていくつもりです。

が。

が。

「デート」て!

てっぺんが「デート」て!

しかも蒲田がデートスポットって!(失礼)


隣の芝生が青いだけなことはわかってるけど、

ああ。うらやましい、その純朴。

肉欲にまみれたヒャダインには、もう、戻れない。


ん?


うん。それは言いすぎだ。


そんなこと考えて帰ってたら
近所のレストランで結婚式の2次会。
ドレスの花嫁がマイク持って何か話をしていた。

それはそれはとても幸せそうに。

10代の恋愛
20代の恋愛
30代の恋愛
40代の恋愛
以下略・・・

同じ「恋愛」でも、全く説明書の違う製品なのじゃないかと
思ってしまった。

相手の名前を自分の名字に合わせて照れてた10代、
真夜中の携帯メール受信にwktkしてた20代、
さて。俺の30代はどんな恋愛なのだろうか。ははは。

めざせ!山本モナ!!


こら。