ども。
DTM話、3回目です。
今回は、ボーカルについて書こうと思います。

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色々なコメントなどを見ていて
すこしびっくりしたのですが、
ダルシムとかブライとか、クッパ声を
コンピュータで声質を変えている、と思っている方が
多いようですね。
いえいえ。ヒャダインの男声は、全部地声です。

とは言っても、
地声ボーカルにももちろんエフェクトやEQ、コンプは
かけています。
まず、僕の声は中低音域がファットなので、
いつもEQでミドルハイあたりを少し持ち上げて
ミドルロー以下は、ばっさりいってます。
リバーブは、試合中の谷亮子選手のメイクのように
薄くかけています。
あと、聞こえないけど、ディレイもうっすらかけてたりします。

僕はボーカルを素材としていじるのが大好きなので、
色々こねくりまわすのですが、
やっぱり気に入っているのが、
クロノトリガーのロボ声と、ワイワイワールドの偽初音ミクです。
普段、使い様がないエフェクトを使えたので。

あと、コーラスを積むのも好きです。
「マッシュでラップ」とか、サビの部分
確か、6声×2くらい積んでいると思います。
コーラスを作るときに気をつけていることは、
ピッチを徹底することと、
EQでミドル以下をばっさり斬ることです。

「シルバード」の英語部分のコーラス、
実は、5和音で、
1.魔王
2.ロボ
3.クロノ&カエル
4.ルッカ&エイラ
5.マール
と、パート分けして録ったのですが、
結構溶けてしまって、違いがわからなくなった思い出も(涙

では。
お待たせのヒャダル子についてですが。

・・・あえて、あまり語らないことにします。すみません。
怒らないで下さい。

でも、まあ、作り方は、シンプルで、
色々な人が予想している通りだと思います。

しかし、トライしてみたい、と思う方は、
捨てなければいけないものが、たくさんあることを
覚悟してくださいね。
最近、ヒャダル子さんの女っぷりが増しているのは、
僕が、大切な何かをどんどん捨てている結果だとおもひまふ。
歌入れは、鶴の恩返しの鶴女のような厳戒態勢でいつも行っております。

こんな感じでしょうか。
次はミックスについて書きます。
がんばれ日本!