こんにちは。
今日は化粧品シリーズを少しだけ脱線した
記事をお届けします。
今日のブログランキング見て
びっくりしたのですが、
くすり・薬学では14位、
大学生では20位と
右肩上がりにランキングを伸ばしてます。
今日もみなさんの応援クリックを
よろしくお願いします!
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昨日雪がちらついた東京ですが、
今日はよい天気です。
もう少し先の季節ではありますが、
晴れたら気になってしまうのが紫外線。
そんな紫外線について
あなたはどの程度の知識を
お持ちですか??
ニュースとかじゃ漠然としすぎた
お肌に悪い
ということしか教えてくれませんよね??
今日は紫外線が
どうお肌に悪いのか、
我々の体と紫外線との
驚くべき関係を探っていきたいと思います。
紫外線のダメージは皮膚ガンにつながるの!?
さて、さっそく昨日お届けした抗シミ化粧品の
お話が関連して参ります。
復習しておきましょう。
多くの抗シミ化粧品
↓
メラニンの生産抑制
↓
紫外線から皮膚を守るメラニンの減少
↓
紫外線による皮膚(お肌)へのダメージ
って流れでしたね。
ここで!
紫外線が皮膚にダメージを与える
と一口にいいますが、この言葉が
漠然としすぎていますよね。
そもそも皮膚へのダメージってなに!?
ってなりますよね。
今日はここをグッと深めます。
はい。実はこれ、代表的な例が
あの恐ろしい皮膚ガンです。
それでは、どうして紫外線が
皮膚に当たると皮膚ガンになるのかについて
説明しましょう!
先ほどの流れ図の最後の行、
紫外線による皮膚へのダメージ
実は、ここをもっと正確に言うと
紫外線が皮膚の細胞にあるDNA
を傷つけてダメージを与える。
こう解釈するのが正しいです。
さらに、どうやってDNAを傷つける
かといいますと、これは
自分のもつDNAを少し違うものに
変えてしまうってことです。
そして細胞のDNAが少し変わってしまうと
その細胞の増殖速度が異常に
速くなったりします。
この細胞を私たちは
ガン細胞と呼びます。
この場合、紫外線は皮膚にある
細胞のDNAを傷つけて
ガン細胞に変えてしまいました。
こうして生じたガンを皮膚ガンといいます。
いかがでしょうか。
紫外線が皮膚ガンにつながる
メカニズムはご理解いただけましたか。
超わかりやすくまとめますと、
紫外線
↓
お肌の細胞の中のDNAを傷つける
↓
細胞がガン細胞に変身
↓
皮膚ガンの発症
って感じになります。
ち、ちなみに
ちなんじゃいますと
巷では黒色色素の多い黒人は
白人に比べて皮膚ガン発症率が
低いという噂があるそうですね。
ここではあくまでも
私の意見でしかありませんが、
これはわりと正しいと思います。
黒色色素、すなわちメラニンが多いと
紫外線を吸収してくれるので
細胞へのダメージは少なくなりますから。
本日も最後まで
読んでいただいてありがとうございました☆
ps.
もうひとつあなたにメラニンをつかった
ある動物の子孫を残すための驚くべき
手段をお教えしましょう。
ある動物とは
カエルです。
実はカエルの卵、太陽側が黒くて
水底側は白いです。
もうメラニンのことをご存知の
みなさんなら察しがつきますよね。
カエルの卵が太陽側だけ黒いのは
メラニンに紫外線を吸収させて
卵(受精卵)のDNAが紫外線によって
傷つくのを防ぐためです。