9月もあと少しという時期にやっと行ってきました。今回の目的地はなんか気になってた、長野県にある荒船パノラマキャンプサイト。


気候は幸いにもジャケットの下薄手の長袖二枚で快適、時折肌寒いという理想的な涼しさ。

うっかり自販機から『あたたかーい』コーヒーが出てきてもまあいいかで済む温度(笑)。


ルートは道志から都留に出て中央道という前回と同じルートから、今回は諏訪湖方面ではなく清里方面へと抜けていく坂多めルート。


こういう時に大排気量がメリットを発揮します。山越えなんてあっという間にスーパーに到着。




ツルヤです。

今回食材はほとんど持ってきたのでわずかな追加とオヤツと飲み物くらい。

ここは品揃えが良いので用もないのについつい見て回る羽目になるのが楽しい。


そこからキャンプ場まではすぐ、のように思えて何気に山道が長い。



ついつい休憩を入れるほど。

清里あたりからずっといわし雲が広がっていてなんか夏が終わったのかなーと。


ということで到着。

有名ドコロだけあって広い広い、受付棟も立派だし売店どころか食べるところまである(キャンプ場だけではない)、オマケにロッカー式の薪販売機まであっていざという時も安心。


広いサイトですがある程度水場は近い方がいいので見晴らしも合わせるとなんとなく似通った場所になってしまいます。



荒船山(後で知った)がよく見えます。



とりあえず朝から何も食べてなかったからツルヤで買ったお弁当、キャンプ場で弁当とかどーなのとは思うけどローカルスーパーのお弁当って意外と食べる機会がないんですよね。

冷めてても美味しかったです、山賊焼きは大体唐揚げでした、ミニだからしゃーない。


そしたら売店まで歩いて薪を買いに。


セリアのコレが手提げ感覚で薪を運べて便利、そのまま包めば夜露も防げるし畳めばコンパクト。


先月割引率がすごかったから買ってみたパチグリルがここでデビュー。

YouTubeだと燃焼効率が高いと言ってましたがマジでした。

とにかく燃える、メチャ燃えファイヤーかよってくらい燃える、薪の重みに耐えられるかという心配をよそにどんどん燃える。


気付けばトレイ越しのカーボンフェルトが限界を超え、芝生を焦がすまで燃えてました…。


ホントに申し訳ありませんでしたぁ‼️


ワークマンのアルミテーブルを急遽スタンド代わりに間に入れたらあとはなんとかなりましたが今後は場所を選ばねば。


結論:芝生ならUCO。


このパチグリルですが開口部がそこまで大きく取れないので(大体薪がはみ出てる)網置いて焼肉みたいな使い方は合わないので鍋使った料理にしようと決めてました。




ふと見たら夕焼けがキレイ。

そんな中忙しなく調理して出来上がったのがこちらになります。




ハヤシライス〜♪

水の代わりにトマトジュースと赤ワインで煮込んだ旨味の塊…のはずかルーがちと足りなくてパンチの弱い味に。




ちなみに作り過ぎて翌朝も食べた(笑)。


オヤツなんぞ食べつつすっかり夜になる頃にはウソのように気温が下がり…ていうか寒いっ!



どれくらい寒いかというとリフレクターをデビューさせるくらいには寒くなりました。


そんな中、安いペラッペラのシュラフで夜を越せるのか不安にはなったけど二枚のブランケットを足したらまあどうにかなりました。


あとキャンパーさん方のモラルが高いのか恐ろしく静かでした。ファスナーの開閉音すら分かるほど、たまたまなのかもだけど静かに過ごせるキャンプ場最高。


なんとも美しい朝。



しっかり冷え切った朝、焚き火も

絶好調、しかしそれも日が昇りきるまで。今までの寒さが幻だったかのような気温上昇。


そんな中のんびり朝メシ食べたりコーヒー飲んだりしながら焚き火が燃え尽きるまで細々片付けを進めます。

段取り組みつつ効率よく進める徹収作業が実は結構好き、寂しいって言えば寂しいのだけど。


最後にチェアに腰掛け帰りのルートを確認しつつ、一服済ませたらチェアを積み込んで撤収完了です。


近くの銭湯が開く時間だったのでちょっと寄り道…が案内してくれたナビのルートが狭さとカーブのエグさでマジ酷道でしたがなんとか到着。


色々ツッコミどころのある銭湯だったけどひとまずサッパリできたのでヨシとして帰路に付きます。


帰りは下仁田から関越ルート。

気温が一気に上がって夏日にウンザリしつつ、藤岡でハラダのラスクをお土産に帰宅しました。


だだっ広くてのんびり過ごせて良いキャンプ場だと思いました。清里からのルートが快適、長いけどツーリング感がしっかりあって良かった。