なんかザクレロだけなのもくやしいのでもっかいタムタム行ったら、入荷はあったものの、既にあらかた狩り尽くされた後らしく、やっぱりくやしい思いをしたのでした。

それでもこれだけは確保してきました。

ということで今回は


アッグ(かわいい)。

これも生まれて初めて買いました。
地中を掘り進む特異な能力を付与された試作型。

両腕の掘削ドリルと胴体上部のグライディングホイールで地中を掘る…移動は歩行を一切諦めてホバー一択。

果たしてこのモビルスーツについて検証した物好きがいるのかどうかは知りませんが、ロマンだけはあります。

立体化は知ってる限りだとこの1/144キットとガンプラコレクションの1/288(これは作ったことある)、ジオノグラフィでズゴックから組み替え出来たのもあったような。違ったっけ?後は食玩やガチャガチャにいくつかあったような。やっぱり少ないですね。

ていうか劇中未登場だし。そもそもこのキット自体がリリースラッシュの過密スケジュールの犠牲になってたらしく、キット化も当時突貫作業で行われていて、その弊害は組んでみると理解出来ます。

まずモノアイスリット、左右に並べたおにぎりみたいな形状ですがよく見ると「左右非対称」

あとあちこちのモールドがありません。この時期のガンプラですら割とスリットはしっかり入れられていると思いますが、足の横とか目立つ部分を忘れてる。

ついでに肩には300円ガンダムやザクでお馴染み、あの留めて接着する例のパーツ(わかるひとにはわかるやつ)が採用されてます。

金型も設計にも時間を取れなかった、当時の厳しい時代背景が読み取れます。そんなことに思いを馳せつつ組むのも楽しい。


さて、箱絵と照らし合わせて気になるのは足の付け根位置と可動範囲、股間の放熱口の向きと形状、本当は横方向に楕円気味に長い胴体ですがこのまん丸もかわいいのでこのまま押し通します。

腕は付け根はキットそのままで製作しますが、肘(なのか?)はポリキャップ接続にして回転軸を設けて可動範囲を拡げます。

足付け根は開かせたいのでボールジョイント、


なのですが受け側の穴がやたら広くて6ミリ系のボールがしっくり収まりました。


このイエサブのやたら受け側が割れるので使うのは推奨しない例のボールジョイントのボールだけ使います。穴にビニールの細切りを噛ませるとぴったり。

これ便利かと思って当時たくさん買ってあったのだけど、瞬着で割れる、もちろんちょっとエナメル流れると割れる、何度かつけ外ししてると割れる、おまけに経年劣化で割れる、とまるで割れるために生まれてきたようなパーツなので持て余してたんですよね。行き場を見つけられて良かった。

さてディテールの掘り直しもしたし明日から塗装入ります。

それから後日のオマケ。


グフとドムがあったよ…。