漏影、塗装も済んで仕上げ前の半ツヤを吹いたので次のやりかけに着手です。ギャリアと迷いましたがこっちが楽しそうなので。
さてBD3、今じゃ思いもよらない気の利いた設計だしポリキャップも馴染みのある配置だしでかなり好みなのですがせっかくだし手を入れます。
まずはスネ。
膝の関節の接続と足首のポリキャップの間の隙間にノコを入れて1ミリプラ板を2枚、けれどガンダムらしい傾斜がゆるやかに入っているので形状出しは慎重に。漏影で懲りたし(笑)。
それからふくらはぎ辺りにあれこれ凝ったディテールが入っててそれが微妙に延長箇所と関わってるのでそこも調整。
小ネタ
しばらく使ってなくて分離している塗料を手軽かつ迅速に撹拌してくれるペイントミキサー、以前試しにIKEAのカプチーノミキサーの先端を加工してみたら予想を上回る高性能で、ネタ元のクレオスのものと比較しても実は使い勝手が良かったりするので愛用しています。
本来先端は泡立てるようにスプリングがリング状に巻いてあって、そのままだと塗料が大変なことになるのでそれはカットして、後はペンチで三角形に曲げて出来上がり。
この形で大丈夫かと思うでしょうが、これが実はベスト。撹拌には問題ないし、クレオスのはあの円盤状の部分に大量に塗料が残るのに対してこっちは最低限しか付着しないんですね。
しかもヤバいくらい回転が激しいです。油断すると飛び散るレベルで回ります(笑)。そうならないようにシャフトを指で押さえて回転調整する必要がありますが、溶剤が抜けてコールタールみたいになった塗料だってかき回してくれるのでもうクレオスには戻れません。
同じものが100均でも手に入るので興味ある方はお試し下さい、失敗しても100円ですし(笑)。
6月23日
それにしてもこのガンダム(とは表記されないけど)、肘ひざのマルイチがなかったりアンテナ以外黄色がなかったりでガンダムとしての記号性に欠けてます。それはいいとして陸ジム母体ゆえのオナカの円筒が個人的には気に入りません。ていうかデザイン上のやっつけ感みたいのが(そんな意図サラサラないのは承知ですが)どうにも好みじゃないです。
前述したかもだけどこのゲームをそもそも知りませんので「G型ベースのガンダムのバリエーションのひとつ」くらいの認識です。
なのでゲーム登場機体として製作する程の思い入れはなく、かといって内容の良いキットなので…とか考えてたら目指す方向性が見えてきた気がします。
コンセプトは「ニセガンダム」(笑)。