光太郎の仕事は不動産業です。
結構大きな会社なので詳しい事は書けませんが、マンション分譲・戸建分譲・ビル賃貸・仲介・保険代理店業
などをしている会社です。
ちなみに光太郎の今の部署はマンション分譲の部署になります。
そう。今最悪のマンション分譲。
その最前線でモデルルームに缶詰になり日々頑張っているのです!!!!!
お客さん来ませんが(汗)
チラシを入れても、マンションズに掲載しても、ネット広告沢山しても・・・・お客さん来ません(汗)
はっはっは・・・・・。笑うしかありませんよ。
そして、たま~に来たお客さんが言う事は殆んどこんなことです。
①いくら値下げしてくれるの?
②今は買い時じゃないからな~
③これからマンションはどんどん安くなるでしょ?
④おたくの会社潰れない?
などなどです。
なので今日は、上の①について、マンション分譲業界で働いている光太郎が「上手な値下げ交渉の仕
方」を書いてみたいと思います。*長くなりそうなので②~④は次回に持ち越しです。
①「いくら値下げしてくれるの」
これからマンションを買おうとしてモデルルームに行かれる方は、必ず値下げしてくれるか確認してみて下さい。
ただし、言い方があります。
それも販売員の説明を一通り聞いてから。切ない顔して言って下さい。
決してモデルルームに着いて着席するなり、遠慮なしに「いくら下げてくれるの?」とは言ってはいけません!!
仮に5千万円のマンションを買うとしたら、こう言って下さい。
「予算が多めに見積もっても4000万円位までなんです」
「でも、入居してからの諸費用や家具なんかも買いたいから、とても4000万円は無理かな・・・」
「でもこのマンションが今まで見てきたマンションで一番イイんです!!」
「凄く気に入っているんです!!」
「何とかなりませんか?」
この攻め方をされると、販売員は悪い気がしません。
販売員も人間ですから「気に入ってくれているし、この人の為に本社に相談して値下げを検討しよう」となる可能
性が大です。どうせ値下げしないと売れないんなら、気に入ってくれてる感じのイイ人に買って貰いたいんです。
ですが販売側(デベロッパーと言います)としても「値下げ幅」は予め決められています。
それを販売員に対していくら値切っても、販売員も決定権を持っていることは少ないので意味がないのです。
そこで○○○万円+家具やオプション、もしくは諸費用無料 という選択肢も頭に入れておいて下さい。
何故なら我々デベロッパーは家具や家電を定価の半値程度で仕入れることが出来るからです。
よく「モデルルーム来場キャンペーン!! 抽選で家具100万円相当プレゼント!!」
とかイベントをしていますが、あれは100万円相当の家具を50万円程度で仕入れているので、実際は50万円
しか掛かっていないのです。
自分で買えば100万円するのだから、買う側も損はしないし、売る側もお客さんの値下げ希望額が社内で決め
られた値下げ幅を上回る時は、家具でその足りない分を賄う方法で納得してくれると非常に助かるのです。
なので、上のような台詞で交渉すると、上手くいけば1000万円程度の値引き+家具200万円相当くらいの条件
が引き出せるかもしれませんよ?
くれぐれも、着席するなり販売員の説明も聞かず「で、いくら値下げしてくれるの?」とか
自分の想定する値下げ幅を販売員にしつこく迫たらダメですよ!!
自分の希望に足りない分は他の方法で値切る。これも一つの手段だと光太郎は思うのです。
光太郎
*上の方法で交渉して失敗しても光太郎のせいにするのはナシでお願いします。 自己責任。自己責任。