父は2月に80歳で逝去しました。

およそ1年くらい前の3月に大腸がんの手術をしました。

秋頃から衰弱をし始め、今年に入ってからは寝たきりが増えてきました。

基本的には父の希望をできるだけ聞いて上げる方針でいました。

父の希望は、できるだけ病院には行きたくない。

入院をしたときもお医者さんに『退院させてくれ』と言い続けていました。

病院に入ってくれた方が、家族は安心です。何かあったらすぐに対応をとってくれますので。

しかし、闘病の苦しさは本人にしかわかりません。

抗がん剤、点滴などどのくらい辛いのか、本人にしかわかりません。

我々家族は、父に頑張れ頑張れといいますが、

本人にとっては、ものすごく重い言葉であったのかもしれません。

延命治療なのか?父の希望を聞き入れるのか?

どちらが正解なのか?悩む毎日でした。