向いたら、彼女は寝ていなく床に座っていた。
何かを歌いながら…。薄暗くてよく見えない。

電気を付けると、彼女は目が虚ろなまま、小声で歌いながら、髪を切っていた…


「辞めろよ!」と言っても聞く様子もない…。もう一度言うと正気に戻ったのか、泣きだした…。

「もう別れるんだから、何でもいいでしょ?こうしてないと落ち着かないの…」


俺は何が起きてるのか分からなかったが、彼女に申し訳ないことをしたのを痛感し、謝った。何度も何度も…。

そして離れてはいけない、彼女は何をしでかすか分からない怖さが、頭をよぎり、


元カノとは、一切、縁を切り、彼女とまたやり直すと
本人に伝える。彼女は泣き止み、今までとは打って変わって、


甘えてくる。
一緒に布団に入り、求めてくるセックスに答える。



そして、自分はバカだとへこみ、

そのまま病んでいく…。
逃げ出したくて、


でも、もう一度彼女を愛そうとする自分の訳が分からない感情に戸惑っていくことになる。



そして、仕事にも影響が出始めていくのだった…。
話した方が自分自身が楽になると思い、一通りの経緯を話す。


嘘をついてたこと、二人きりだったこと、ラブホに泊まったこと…話せば話す程、彼女を傷つけ、泣かせているのに少しずつ楽になっている自分の心…


そして、彼女に別れを告げる。彼女は聞こえているのに無反応のまま。
「今日は帰りな…」と伝えると、今日が最後になるなら、

側に居たい。一緒に寝たいと言う。部屋にいることは承諾した…。


でも、ケジメをつける意味で別々の布団で寝ることにした。

相手にベッドを譲るが拒否されたので、仕方なく俺が寝ることになる。


彼女は、俺のベッドの下にいる。



お互い落ち着いて寝ることになった。


が、彼女はすすり泣きをしているのが聞こえる。

数十分後、泣き止んだらしく静かになったので、


俺も眠りについた…。



しかし、真夜中の3時頃に何か変な声が聞こえてきたのだ……

彼女は寝てるはずなのに。俺は次第に夢から現実に戻っていく時に、

引いてしまう様な出来事が起こってしまう。





それは彼女が…
元カノとバイバイし、家に戻り仮眠を取る。

そして、シャワーを浴びて仕事へと向かう。


何故か浮かれる自分の中に罪悪感はなかった。
自分の中ですべては、決まっていた。現在の彼女(前嫁)と別れ、元カノとよりを戻す方に自分の心が動いている。




仕事中でも、他の人に分かる位のテンションの高さ。独りで浮かれてた。周りが見えない位に…


そんな状態でも仕事終わる。自宅に帰ると彼女がいた。昨日の事がバレない様にした。



あくまでもつもりでしかない。俺の表情や微妙な行動から、女のカンが働いた彼女が問いつめる。


「何かあったでしょ?」
「昨日、本当に飲み会?」「実は浮気とかじゃないの?」

女のカンは鋭い…。シラを切りきれなく、自分から暴露してしまった…


彼女は唖然としていた。
そして泣きじゃった。俺はそこで初めて罪悪感を感じた…
彼女に逢う前に決めたはずの別れて…
と言う考えが崩れていく。自分でどうしたらいいのか分からない。



目の前で泣く彼女を抱き締めてはいけないと考えが働くが、抱きついてくる。

俺は抱きしめ返さなく、
ただ頭を撫でるしか出来なかった…。