ご訪問
ありがとうございます。
富山県魚津市
魚津高速インター
を降り山の方に
車を走らせる。
直ぐに右側に
「志村の寿司」
という
冠婚葬祭用の
お寿司を作って
いる工場がある。
海苔巻き
稲荷寿司
そして
素焼きの鯖を
酢飯の間に挟み
海苔を上に敷き
作る焼き鯖の
押し寿司が
美味しい。
しっかりと
ご飯を
押し固める
為に手づかみでも
箸でつまんでも
型崩れしない。
まるで
サンドウィッチ
寿司である。
華やかさも
なく、ただ
素焼きした
鯖の身が
ほぐして入った
シンプルな
いっけん地味な
押し寿司である。
この押し寿司は
富山県東部
魚津、黒部、
下新川郡入善町、
朝日町などの
ソールフード
なのである。
今は亡き母方の
祖母が盆に
泊まり掛けで
遊びに行くと
必ず手土産と
して帰りに
作って
持たせてくれた
寿司なのだ。
いつも
それを作る時に
使う大きな
アルミの桶
青い縁取りに
赤い可愛い
金魚の泳ぐ
絵が描かれて
いた。
なぜか
長い年月が
経つのに
いまでも
鮮やかに
想い出す。
今は、空き家に
なっている家の
台所の床下に
それは眠って
いるのだろうか。
もう一度だけで
良いから桶の
姿が観たい。
しかし
今は
跡継ぎのいない
空き家になった家。
管理人との関係など
色んな事情があり
今、しばらくは
家の
中に入れないのだ。
だから
仏壇も参れない。
その
桶があるのかも
観る事も
できない。
叶わない話し。
祖母の作る寿司は
大きい切り身で
厚みがあった。
甘ずっぱい
優しい
味がしたお寿司。
もう食べる事が
出来ない味。
シンプルでいて
懐かしい寿司。
だから
富山に行く
用があると
入善、朝日
近辺の
スーパーに寄り
いつも
この鯖の
押し寿司
を買うのだ。
日持ちはするが
硬くなる。
そん時は
オーブン
トースターで
軽く焼いて食べる。
とても美味しい。
他の人も言って
いたが
パリパリに
焼けた
海苔が香ばしい。
焼き鯖の押し
寿司の各家庭の
味つけは
ぞれぞれ
違うけど、
おそらく、
どなたにも
忘れられない
味であろう。
これからも
ソールフード
であり続けるで
あろう
珍しいお寿司の
話しでした。
富山の県東部に
こられたら
一度、志村さんの
押し寿司を
召し上がって
みてください。
地元のスーパー
で販売しています。
この地域に住む
人の懐かしい
味なのです。




