昨日の夕方にいつものウォーキング。その後スーパーで買い物のパターン。
駅近くまで行くと、杖をついた高齢女性が「この辺に温泉ありますか?」と。
実はスーパーの目の前にスーパー銭湯があるんです。私もよくいきます。
「ありますよ。ご案内しましょうか?」と一緒に歩き向かいました。
「温泉、入られますか?ご家族と待ち合わせですか?」と聞くと場所だけ確認したいと。
「ここまでどのように来られたのですか?」と聞くと「バスできた」と…。
ん?暗くなっているし、帰りは大丈夫だろうか…
気になったので、いくつか伺うと、帰り方、マンション名もわからないと。
財布はあり、携帯電話はなし。
最近引っ越してきて、息子夫婦と一緒に暮らしていて、息子は歯医者だと。
その歯科医院と住まいは別だと。息子さんの名前は言えました。
これはもう交番だな…と思っていたら「交番、いったほうがいいかしらね」とご自身がいうので「私、交番までご一緒しますよ。すぐ近くですから。」と交番まで歩く途中、いろんなお話を伺いました。
「私93歳なのよ。足も悪いし頭も悪くて…」というその女性は、
石川県小松市の出身で3人のお子さんを育てたと。
「息子って言ったって60歳よ。娘も2人いて70代なの。」
我が家の3兄弟の話をすると「それは楽しみだね~」と。
そして何度も「あなたも忙しいだろうにすいませんね」と。
交番に行くと婦人警官の方が立っていて、事情をお伝えし聞いた情報をお伝えしました。
別れ際「あなた、お名前は?あなたのこと、絶対忘れません。本当にありがとう。」と手をしっかり握ってくれました。その手のぬくもりに、母や94歳の叔母を思い出すようでした。
「お母さんもご無事にお家に帰って下さいね。そしてよい1年をお過ごしくださいね」と話すと「あなたも気を付けて帰ってね」と…。
きっと自宅にお母さんがいない!と、息子さん夫婦はさぞかし心配されていたのではないかと思います。
私も40年後、あの女性のように街を歩いているかもしれません。
日本が大変な時代を、3人の子どもを産み育てながら生き抜いてきた、たくましさを感じる93歳の大冒険の夕暮れ。
新春の出逢い、少しはお役に立てていたら嬉しいです。
皆さんの暮らす街でも、こんな出逢いが突然あるかもしれません。
時間にゆとりがないとなかなかできないかもしれませんが、それでもできるだけ優しく親切にできればと思うのです。
これも身近にできる、誰でもできる「勇気づけのいのち育て」だと思っています^^
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