父と母が念願だった夢の一軒家、マイホーム。
ずっと社宅暮らしで憧れでした。
私が社会人になってから父と母2人であちこち物件を探し、
湖の近くで山が見えるのどかな土地に購入。
私も長男は里帰り出産し、子ども達を連れて何度も泊まり
庭でバーベキューしたりの思い出のマイホーム。
母が難病になり、一度は私の家で同居もしましたが
「やっぱり自分の家がいい」という母を連れて父も帰り
その後約1年暮らして、入院になりました。
母のいないマイホームで父は1人暮らしがスタートして1年
子猫を飼い始めミーちゃんと一緒に8年暮らした家です。
父と母が旅立って、住む人がいなくても、やっぱりなくなるのは寂しい。
でも残すわけにもいかず。
弟が痛んでいた部分を直し、内装をすべてきれいにしてくれました。
新築のようになって手放したくなくなるほどでした…
するとこの家で暮らしたいというご夫婦が…
それが本当に素敵なご夫婦で、この方に住んでいただけるなら
きっと両親も喜んでくれるのではないかと思いました。
奥様も昨年お父様を亡くされたとのことで、
私の気持ちを察しながら寄り添う姿勢で
「よければいつでもお立ち寄りください」と。
不思議なもので、旦那様は漢字は違うのですが、
父と同じ名前の方でした。
寂しさはありますが、素敵なご夫婦がこの家で
さらに幸せに暮らして下さるように…と。
「家を見て本当に丁寧に暮らしていた方なんだなぁと感じました」
と言われました。
まるでまだ両親がいるような錯覚を覚えました。
この写真が最後のマイホームの庭。
お別れでした。
ちゃんとこうして咲き続けてくれてありがとう。
30年間たくさんの幸せな思い出をありがとう、マイホーム。
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