春分の日は雪でしたね。

この日、私は実家へ母の遺品を整理しに。

サッカーの試合が中止になった三男が一緒にいくというので二人で日帰り。


母が自宅を離れて長い月日が経ってましたが、

洋服や着物、化粧品などはずっとそのままでした。

帰ってくることはできないと分かっていましたが…。

 

でも病気になる前に母は自分のものをきちんと整理し、常にきれいな状態で…。
父が母のものを整理するには辛すぎるだろうと思い、私がすることに。

洋服を整理しながら、「この服は長男の七五三の時に来ていた…これはあの時に…」と

想い出されることばかり。

 

実は私が5歳の時、母はキャンプ場の炊事場のガス爆発で上半身に大やけどを負ったのですが、

夏に半袖を着れないので、タイピストの収入で毎年オーダーメイドで夏用に薄手の洋服を作っていました。

そのオーダーの洋服も懐かしく結局それはそのままにしました。

とにかく、1人で淡々と作業しようと思ってましたが、私の母子手帳と父の日記、

そして北見から筑波の社宅に引っ越した当時、3階のベランダから笑顔で顔を出す

母の写真を見つけて、涙が一気に溢れました。


母が病気になって約10年、父は以前飾っていた母の写真もしまっていたのですが、

今回いったら新しいフォトフレームに母の写真が飾ってありました。

本当にいい写真。

 

ろいろあったけど、愛し愛された夫婦だと思います。

下の写真は生まれてまもない三男を産院で抱く母。

産後の手伝いにも来てくれました。


三男は電車の中で、クイズを出したりして、私の気持ちをずいぶん慰めてくれた気がします。

そのためについてきてきれたのかもしれません。

 

命は、こうして続いています、繋がってます。

母が遺してくれたもの、それは、大きくて、深い愛でした。

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