先日、次男が突然夕飯の時に、
「お母さん、本当に親に虐待されている子っているんだね」
と言い出した。

詳しく聞くと、友人が小学生の時からそういう家庭環境にあって、
今は親と離れ祖父母と暮らしているらしく、
その事実をその日に知って、次男は相当なショックを受けた様子。

「俺は何も知らなかった。いつも笑って、そんな様子全く気付かなかった。
アイツには絶対に幸せになって欲しい!」と涙目で。

その前日には、長男が、友達が毎朝コンビニでおにぎり買ってきて、
学校で食べ、昼も買ってきたもの食べてる。
夜はお母さんの帰宅が遅く夕飯も買っていつも1人で食べてるらしい。
家族みんなでご飯を食べることがないから、うらやましいと言われた。
だから、今度うちで夕飯食べてもらいたいんだけど…、という。

児童相談所で働く友人の保健師から、
ネグレクトの相談や緊急での家庭訪問が多く、対応がなかなか大変で、
自分も小学生の子どもを抱えながら働く難しさも感じている…などの話を
聞いていたばかりでした。

子どもたちの悲しい現実は、事実としてあり、
でもその背景には女性の辛い現実もあり、
そこには男性との関係も深く影響していています。

そして、連鎖していくことが多い。
過去に私が出逢った親子もそういうケースが多かったように思います。

子ども達が健やかに育つためには、
母である女性が幸せであることが本当に大切なことだと思ってます。
でもそのためには男性の存在もとても重要なのです。

働くことに傾きすぎることにしわ寄せは
「健やかに子どもが育つこと」と「心とからだの健康」
に表れることが多いと、いろいろなケースを見ていて
感じています。

今、言われている「女性活躍推進」、「一億総活躍社会」は
このことを置き去りには、考えられないと思います。

「女はつらいよ」の見出しのこの雑誌を読んでいた中で起きた出来事。


「子どもはつらいよ」とならないために、何ができるだろうかと、
わが子たちとの会話で考えさせられました。

◆現在募集中の講座◆

◆加倉井さおりのオープン講座~「愛して、学んで、仕事をする」幸せな生き方とは~

◆【受講者募集】5月開講!幸せなワーキングマザーになる!ライフ&キャリア講座

◆5/14WOMANウェルネスカフェin汐留 「現役薬剤師から学ぶ!緊急時の薬の対応」

マンガで楽しく読める <仕事も育児も! >ハッピーママ入門/かんき出版

¥1,404
Amazon.co.jp