今日は東邦大学看護学部で2年生へ特別講義を担当。
公衆衛生看護学概論の授業の一コマで、今年で4年目になります。
毎年想うこと。
「私は学生に話す上で、恥ずかしくない仕事の仕方をしてきただろうか」…
「先生」と呼ばれる仕事ほど、自分の在り方が問われるのだと思ってます。
ナイチンゲール大先生を前に、今年もまた気を引きしめ、
学生の皆さんに起業保健師の立場で、
保健師について、また私が専門としている健康教育を講義しました。
「おおー」と皆さんから声が時々あがるのは、
私の学生時代のエピソードだったり、具体的な事例。
入学して早々、本気で退学しようと思ったけど、
エアロビクス同好会に入って、インストラクターまでするようになったら、
大学が楽しくてたまらなくなった話や
3人の子育てエピソード、自分のライフプランをちゃんと考えることの大切さ
のところに皆さん反応してました(笑)
私のような立場の講師は、知識よりどれだけインパクトに残るか…
なのかなと思っています。
保健師という職業を知ってもらうこと、プラスのイメージを持ってもらうこと。
110名の感想フィードバック、皆さんギッシリ記入。
嬉しい言葉をたくさんいただき、また宝物がひとつ増えました。
「加倉井先生のように、イキイキ仕事をしたい」
「子どもを産んでも仕事を続けたい」
「本当にやりたいことを覚悟を持ってやっている人は、やっぱりすごいんだと思った」
「保健師へのイメージが変わりました」
などなど、ハッとする言葉もたくさん書かれてました。
最後に「愛して、学んで、仕事をする」という優先順位、生き方を
伝えました。
この言葉も皆さんの心に、響いたようで、フィードバック用紙に
何人かの学生さんが書かれていました。
学生の皆さんが自分の目指す看護職として、幸せに活躍されることを願ってます。
そして幸せなワーキングマザーであってほしいと思います。
ナイチンゲール大先生とクリスマスツリーと一緒に記念撮影。

私も、幸せなワーキングマザーとして、前進していきたいと思います。