どんなに苦しいこと、悲しいことがあっても
どんなに不安で、悩んでいたとしても
それは永遠には続くことはない

明けない夜はないように
必ず光が差し込む朝が来る

夜の暗闇にいる時には
この世でたった一人と孤独や不安に感じるかもしれない
でも、だからこそ、光が差し込んだ時のまぶしさや
温かさ、そして有難さがより深く感じられるようになる

そして、その暗闇の中では
慌てず、焦らずに自分と向き合い
夜明けは必ずくると信じて待つこと
どんな朝を迎えたいのかを描き続け
本当に自分が望んでいることを大切にしていくこと

夜が明けたら
もっと強く、もっと優しくなれているはずです



(文:加倉井さおり 写真:中谷洋平)