昨日は朝5時出発で水戸へ。
車内での朝食でした…。



今回は茨城県内の自治体の保健師研修でストレスマネジメントをテーマに。

地域の人々の健康や暮らしをサポートする彼女たちも、
複雑化するケースや緊急対応、増える業務量など日々奮闘しながら、
疲弊してしまっている人も多いとのこと。

母子保健の担当者や児童相談所に勤務する保健師とも話をしましたが、
育児困難感・不安感を抱えているケースやネグレクトのケースも増えている現状。

でも彼女たちも母であり、保育園や学童で待つわが子がいる。

終わらない仕事に、一度お迎えに行き、祖父母の家に預け、
また職場に戻ることもあるという。

ある児童相談所に勤務になった保健師が、学童のお迎えで
会った時
「本当に緊急対応も仕事量も多くて、残業続き…
自分の子どもがネグレクト状態ですよ、もう…」
と、大変な心中を語ってくれたことがあります。

私自身、保健師として、育児不安や強い母たちのサポート
を経験してきていますが、
やはり、その母の育てられる子ども達の成長を考えると
母親自身が自分を大切にできることが、まず必要なのだと
思います。

「家事、育児を続けていけるか不安になった」
という最近あった母親が子供たち二人を自ら失う
悲しいニュースがあったばかりですが、
そんな母親たちは、まだまだたくさんいるはずです

そんな母親をサポートし相談にのる立場の保健師たちも
日々悩みながら、仕事と家庭と向き合っている現実があります。

昨日の研修でも、最後に贈った言葉は
「愛して、学んで、仕事をする」
とうこと。

業務量や仕事のやり方、させ方などのルールや制度を
整えることはもちろん必要なのですが、
今すぐ自分ができることは、「自らの意識を変えていくこと」

私は、そのことを研修で伝えていってます。
日々起きる出来事を、どうとらえていくかは
何を考えるかで大きく変わっていきます

自分の心を元気にする言葉や想いを
自分が出し惜しみせずに使っていくこと

わざわざ、自分の元気をなくすような
言葉や想いを持つ必要はないのです

「自分を愛する」ということは
いつでも、どんな時でも自分の最高の味方、応援者で在り続ける
ということだと思います。


支援する立場の私たちは、特にこのことに
手を抜いてはいけないと私は思っています。

私自身も仕事と育児、日々試行錯誤ですが、
そんな彼女たちに少しでもエールを贈れたらと思って、
研修を担当させていただいてます。

母子を、女性をサポートする保健師の皆さんを勇気づけることが、
私がお会いすることのできない多くの女性たち、母たちを
幸せにすることに繋がれば…そう願っています。


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