先日は千葉県のある団体からのご依頼で
自治体に勤務する保健師への研修を担当しました。

皆さんは保健師をご存じですか?
看護師や助産師に比べると、数も少ないことから
知らないという方やどんな仕事かイメージできない人も
いるかもしれません

保健師は主に病気になる前に予防の活動をしていますが
勤務する場所によって、その役割や活動内容も大きく違います

お母さんたちは、保健センターに勤務する保健師と
母親教室や新生児訪問、赤ちゃんの予防接種や乳幼児検診
また育児相談などでお会いしていると思います。

企業に勤務する保健師は社員の健康管理を主に担当し
健康相談や健診後の保健指導や健康教育などを担当しています。
企業に勤務するワーキングマザーの方々は
企業の健康管理室でお会いしているかもしれませんね

赤ちゃんから高齢者にいたるまで、
地域住民の方々の様々な健康支援をしている彼女たち。

複雑化するケース、緊急対応、日々の業務の中で、
クタクタになって元気をなくしている保健師が多いとのこと。

今回は、彼女たちが少しでも元気になることに繋がる
メンタルヘルスセミナーをしたいとのご依頼でした。


今、同じようなニーズから研修や講演のご依頼が
全国あちこちから来ていています。
自治体、病院、企業、団体などからのご依頼で
保健師や看護師への研修や講演依頼です。
来月は福岡県へいきます

具体的な健康教育や個別支援のスキルアップの研修だけでなく
彼女たちのメンタルヘルスやモチベーションアップをテーマにした
研修のご依頼が急増してます

人を元気にするはずの専門職である保健師や看護師たちが、
元気をなくしているという現実に、

「何か力になりたい」という気持ちでいっぱいです。

働く女性の憧れの職業でもある看護職。
彼女たちが「健やかに、自分らしく、幸せに生きる」ための
健康支援をしていく必要性も強く感じています

人をケアする職業だからこそ、自分をケアすることに
手を抜いてはいけないのです

やっぱり
「愛して、学んで、仕事をする」ことが
大切なのだと確信しています

まずは看護職の彼女たちが、自分を愛せるように
私もこれから、できることを力を尽くしていこうと
帰りの特急電車からの夕陽を眺めて、強く思いました