三連休、私は今回自宅の気になる部分を整理しています

昨日、たまたま高校1年の長男の大量にあったプリントを整理
捨てていいかどうか、聞いてから捨てねば…と見ていたら
ある新聞の社説の紹介のプリントが出てきました

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ある日小学1年の子が「お父さん、今日の宿題は抱っこよ!」
と帰ってくるなり言ってきた

担任の先生が出した宿題だった

その子はお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、2人の
お姉ちゃんと6人に「抱っこの宿題」をして、翌日、学校で
「抱っこのチャンピオン」になった

学校のお友達では、何人かしてきていなかったという

でも、その子たちは、先生に抱っこしてもらった

素敵な先生だなぁと思った

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そんな内容でした


「抱っこの宿題」

担任の先生は、どんな想いで出されたんだろうと思いました

すべての家庭で、いつも親子のスキンシップが大事にされ
抱っこされたり抱きしめ合ったりすることなく、育っていく
子どもたちも、もしかすると多いのかもしれません

でもそんなクラスの子どもたちを、先生が抱っこしてくれた
のは、良かったなぁと思いながらも
その子どものお母さん、お父さんにも抱っこしてもらえたら…

そんな気持ちになりました

抱きしめるだけで、愛は伝わる
愛されていることを、実感できる

言葉を超える素敵な行動だと思っています

そんなことを伝えたくて、ウェルネス・タッチケア(R)を
伝えて下さる講師養成をしています


特に小さなころは、この「抱っこ」が
心の栄養になりますね

毎日、いいことばかりではないけれど
抱きしめてくれる人の存在は
力強く生きていく勇気になるはず

そう思っています

街で時々「抱っこして~」と泣き叫ぶ子どもを
「歩きなさい!」と怒るお母さんを見かけると
確かに、しつけも大事だけど、抱っこしてあげたらいいのにな…
と思うこともしばしばです

代わりに「抱っこしましょうか?」と言い出したくなる
衝動に駆られます(笑)

でもこれは、3人の子どもたちが小さかった頃は
必死でしたので、気持ちもわかります

今はある程度大きくなってきたからこそ
あの小さく、やわらかく、軽い子どもの感触を懐かしく
愛おしく思えるからなのかもしれません

2人目を妊娠中、3歳だった長男と友人親子と
ディズニーランドへ行った時、
甘えて抱っこされているお友達の隣で、本当は抱っこしてもらうたいだろうに
長男が一度も「抱っこ」と言わず、階段を上り下りしてくれたことを、
今でも時々思い出して切なくなることがあります


私は今でも、子どもたちを抱きしめます
(長男はさすがに、できません…嫌がるので)
どんなに昼間に叱り飛ばしても、
寝る前は抱きしめるようにしています

お互いに、あたたかい気持ちになれますね

子どもだけでなく
母親だって、抱きしめてもらえると、嬉しいものです

抱っこ、大切にしたい習慣です