出典: https://show-ya.jp/biography/

 

I am the storm (SHOW-YA のアルバム「SHOWDOWN」より)

作詞: Yoshihiko Ando (翻訳: Nozomu Wakai)

 

 

"I’m stuck here, in a hurricane with no end"
 吹きやむことのない強風の中で

"Lightning strikes, and I follow its blinding glare"
 雷の輝きを見つめていた

"Murky heavens the two of us were watching"
 黒い雲を二人で見つめていたあの夜から

"Since that day (oh) they haven’t changed a thing"
 結局何も進んでいないかもしれない

"Don’t be so caustic and say all dreams must die"
 だけど夢なんて叶わないと言わないで

"What a foolish thing for a man to say"
 男がそんなことを言ってはいけない

"What ever made you change, oh don’t say"
 いつからそんな意気地なしになったの

"You wanna fight alone"
 本当はひとりでも戦えるはずなのに

"Always remember, stay true to yourself"
 自分の道をあきらめないで

(コーラス1)

"I become the deadly storm"
 私が嵐となり

"Keep your peace of mind"
 あなたが抱えている今の妥協を

"‘Cause it’s all a lie"
 そんな幻を

"I’ll blow you away"
 吹き飛ばしてみせる

"I become the blazing fire"
 そして私は炎となり

"Flaring up"
 この真っ赤な炎で

"Burning everything"
 すべての幻を燃やし尽くす

"In this world"
 この世界で

"With you"
 あなたと一緒に


"This woman wears a mask made of cold glass"
 女は偽りの仮面をつけている

"She’s hiding so many things she’s truly feeling"
 そして心の底の炎を見せはしない

"This man yeah, deep inside his aching heart"
 男はぼろぼろになった心の奥底に

"Holding on tightly to his rusty dreams"
 いまだに壊れた夢をしまっている

"But if love hurts like nothing’s hurt before"
 だけどどんなに苦難があろうとも

"Don’t be afraid ‘cause I am here with you"
 逃げずに私の目をしっかり見て

"Let’s return to that night of distant lightning and rain"
 あの時ふたりで見ていた夜へ帰ろう

"Shining blue like the lightning from the sky"
 希望の光が見えたあの夜へ

(コーラス2)

"I perform miracles"
 私が奇跡となり

"To unleash this night"
 あの夜を取り戻してみせる

"All the barriers"
 すべての困難を

"Blow them away"
 吹き飛ばしてみせる

"The future I desire"
 私たちのまぶしい未来へ

"Time to change"
 いま旅立とう

"Reach out for all that"
 きっと辿り着けるはず

"You can get!"
 きっと

"Do you hear lightning call for tomorrow?"
 明日を指し示す稲妻が聞こえた?

"Oh the sky"
 あの空から

"Torn apart"
 突き抜けてくる音が

 

(コーラス)

"I become the deadly storm"
 私が嵐となり

"Keep your peace of mind"
 あなたが抱えている今の妥協を

"‘Cause it’s all a lie"
 そんな幻を

"I’ll blow you away"
 吹き飛ばしてみせる

"I become the blazing fire"
 そして私は炎となり

"Flaring up"
 この真っ赤な炎で

"Burning everything"
 すべての幻を燃やし尽くす

"In my life"
 私の人生は

"With you"
 あなたと一緒だから

 

 

 

SHOW-YAが全曲英詞で挑戦したアルバムSHOWDOWNの最後を飾る曲。

もちろん元々は、SHOW-YAが日本語で歌った人気曲の「私は嵐」で、それを若井望氏が英詞にしたものです。

 

私は原曲の「私は嵐」が、SHOW-YAでは一番好きでした。

原曲の日本詞は独特の雰囲気があって素晴らしかったわけですが、それを英詞にしたのを私が無理やり再翻訳しているので、当然意味や雰囲気は原曲の日本詞と違っています。

細かい所では、英詞自体にも私の意訳にもつっこみ所はあるでしょう。

でも、この曲が好きなのでなんとか紹介したかったんですよね。

 

曲の内容としては、恋人の男が夢をあきらめてしまっている。

だから女の自分が嵐となって、そんな弱音を吹き飛ばすといった感じでしょうか。

 

私が思うに、二人が希望にあふれていたある夜の思い出があり、歌い手の女性はその時の気持ちに戻ろう、そしてもう一度夢を追いかけようとうったえているような気がします。

ですので、私はその点をふまえて意訳いたしました。

 

ちなみに、ボーカルの寺田恵子が尊敬するカルメン・マキに「私は風」という曲があります。

もしかしたら、「私は嵐」はその曲名からひらめいたのかもしれませんね。

ただ、カルメン・マキの「私は風」は風のように揺れる心の歌であるのに対し、SHOW-YAの「私は嵐」は嵐となって男の弱気を吹っ飛ばしてやるという強い女性を歌っています。