出典: LOVEBITES オフィシャル・ウェブサイト http://lovebites.jp/

We the United (LOVEBITESのアルバム「Clockwork Immortality」より)
作詞: asami

 

"The silent dawn has been broken"
 無関心な世の中はもう終わりにしよう

"Our fate has now been decided for good"
 私たちの輝かしい運命がはじまる

"Innocence can never be regained"
 無知な状態に戻ることはない

"Blissful ignorance turns into guilt and shame"
 無知は罪となり恥となる

"We must first learn to give and understand"
 与えるということを学ぼう

"That no one is able to live alone"

 そして一人では生きられないということ理解しよう


"There is no need to be perfect"
 完全である必要なんてない

"Everyone has their own problems and faults"
 だれにでも欠点があるのだから

"Everything is indispensable"
 そして全ての人間には存在する意味がある

"Every person is worthy and valuable"
 全ての人間には価値があるんだ

"Don't give up on your life, fight for what's right"
 だから人生をあきらめないで、信じる道を進んでほしい

"Live on and keep searching for answers"

 なんらかの答えを目指して


(コーラス)

"We shall go forth"
 さあ一緒に進もう

"Prideful, we stand united"
 胸をはって、手を取り合って

"We can create miracles"
 不可能そうでも出来るはず

"Always, there is a way"

 必ず道はあるはずだから


"Humans are greedy and selfish"
 人間とは欲があり自己中心かもしれない

"Wanting attention more than the respect"
 他人に敬意を払わず自分のことばかり考えがち

"Recognize the pain that others hide"
 だけど他者の苦しみを理解しよう

"Have the strength to fight even for someone else"
 誰かを救う強さを持とう

"People who've never made real enemies"
 ただ敵を作らないようにして生きているだけでは

"Have never stood up for what they believe"

 自分の信念を貫けないんだよ


(コーラス)

"We shall go forth"
 さあ一緒に進もう

"Prideful, we stand united"
 胸をはって、手を取り合って

"We can create miracles"
 不可能そうでも出来るはず

"Always, there is a way"

 必ず道はあるはずだから

 

"Always, I will be here"
 いつでも私は見ているから

"Always, we will be there"

 皆でそこを目指そう

 

 

 

LOVEBITESのセカンドアルバムに収録の名曲。

曲のタイトルからするとバンドとファンの結束を訴える歌かと思いきや、この曲はLOVEBITESの、そして asami お得意の、世界規模での歌であり、世界の人々の結束を呼びかける歌だと思います。

そして簡潔に言えば、世界平和を呼びかける歌だと私は解釈しております。

 

うったえているのは、私たちは世界の人々にも目を向けて、人類一緒に結束 (united) しようということでしょう。

例えば四行目の、無知や無学は罪と恥になる (ignorance turns into guilt and shame) は、マザー・テレサが言った 「愛の反対は無関心」 に近い意味だととらえて良いと思います (ここではマザー・テレサの負の側面は関係ないので述べません)。

最初のコーラス過ぎてギターソロ後の二番の歌詞 でははっきり 「人類は (Humans are)」と歌っていますし、その後の「敬意を払うよりも注目を浴びたい (Wanting attention more than the respect) 」は、儒教の創始者である孔子の言葉 「人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかけることだ。」 に近い意味だと解釈しました。

 

この曲は、比較的シンプルな曲ですが、とにかくまずはボーカルの asami の歌のメロディーがすばらしいです。

なので曲の頭から良いです。

そしてこの曲の長いギターソロもLOVEBITESらしくていいですね。

 

個人的な欲を言えば、スティーブ・ハリスほど目立たなくてもいいけどベースのmihoがもっと目立てる曲が増えるとバリエーションも増えていいのになとは思っとります。