出典: http://www.judaspriest.com/

 


Breaking The Law (Judas Priest のアルバム「British Steel」より)
作詞: Glenn Tipton, Rob Halford, K.K. Downing

"There I was completely wasting, out of work and down"
 仕事もやめてぶらぶらしている

"All inside it's so frustrating as I drift from town to town"
 どこで何をやってもうまくいかないんだ

"Feel as though nobody cares if I live or die"
 俺の存在意義なんてないのか

"So I might as well begin to put some action in my life"

  いやそれでも行動を起こすべきだ

 

(コーラス) 

"Breaking the law, breaking the law"

 壁をぶち破れ

 

"So much for the golden future, I can't even start"
 スタートすらしてない俺に明るい未来なんてない

"I've had every promise broken, there's anger in my heart"
 ことごとく失敗で、ただムカついてるだけ

"You don't know what it's like, you don't have a clue"
 お前には絶対に理解できないだろうな

"If you did you'd find yourselves doing the same thing too"

 だがもし同じ状態なら、きっと理解できるだろう

 

(コーラス)

"Breaking the law, breaking the law"

 壁をぶち破れ

 

"You don't know what it's like"

 お前には理解できないんだよ

 

(コーラス)

"Breaking the law, breaking the law"

 壁をぶち破れ

"Breaking the law, breaking the law"

 壁をぶち破れ

 

"Breaking the law, breaking the law"

 壁をぶち破れ

 

 

 

いろいろなライブバージョンももちろん良いのですが、私はオリジナルのアルバムバージョンが好きです。

あと、ジューダスプリーストはドラムのスコット・トラヴィスが素晴らしいわけですが、私は実は前ドラマーのデイヴ・ホランドも好きなんですよね。

私生活では問題を起こしてしまったみたいですけど。

 

So much for の意味は、もう関係ないとか、もう実現できないという事ですね。

だから黄金の未来はもう俺には関係ないという意味だと思います。

しかし、この歌は今度こそ壁をぶち破ろうという、もがきながらも前向きな感情をあらわしていると思うので、むしろ夢どころではない悲しい現実を冷静に見つめつつ、そこから今までとは違う壁のぶち破り方を目指そうということではないでしょうか。

 

銀行強盗風のミュージックビデオが有名ですが、ありきたりではありますが法律ではなく「壁をぶち破れ」が妥当な意訳かなと思いました。

売れないミュージシャンが何をやっても上手く行かず、金もない。

この世の中にあるありふれた価値観をぶっこわした音楽をやってみるしかない、というような感じじゃないですかね。