可能性 | Bally Popo

Bally Popo

ドラマー、音楽家
絵も描いてます

・オリジナルLINE スタンプ「親父がいっぱい」絶賛販売中!!

・オリジナルブランド
「バリーポポ」の名前でイラストを描いてます。

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ちょうど僕がボストンに行った初日。とあるクラブのジャムセッションに行きました。向こうの連中とまず音をだしてみたかったから。

そこで、ある黒人ドラマーが演奏してたんですが、そのドラマーが下手くそなのに自信満々で演奏していました。

衝撃でした。

さらに衝撃だったのは、その二ヶ月後そのドラマーが化け物みたいに、上手くなっていたこと。

以来10年、向こうで演奏してきた仲間達、ほとんどみんながそういう人種なんだってことに気付きました。

失敗を恐れず、他人の目も気にしない、自分の価値観を貫く為に常識も打ち破る、その力。その力を得る為に必要なのは勇気。

100ある実力のうち安全圏の70しか出さないミュージシャンはプロだろうがなんだろうが、もう音楽家として死んでいる。

100を超えた次元で演奏してこそ上達するものだと思います。

だから、そういう考え方だとプロもアマも関係ない。

発表会で生徒の演奏を見ていて、毎回僕が感動するのは、みんながギリギリの状態で演奏しているから。必死になっているからです。それは独特の緊張感を音楽にもたらす、一番のスパイスなんです。テクニックだけじゃない、精神の持ち方、これがすごく大事。全ての鍵になっています。

そう考えたら、恋愛でも仕事でも何でも、人生に起こること、全てはひとつなのかもしれません。

安全圏で演奏するな生きるな

限界を超える勢いでやる、楽しむとはそういうこと

こんなものだろうという考えを押し潰して、生きよう。