みなさん、こんにちは!
今回はスティックの買い替え時について
左側が消耗した状態のスティック
右側がほぼ新品のスティックです
それではまず初めに
スティック選びのコツから
ドラムはそもそもリバウンドを利用して
楽に快適に叩く楽器です
筋力で叩く楽器では決してありません
よって
スティックもリバウンドしやすいものを
選ぶのが一番です
リバウンドしやすいスティックとは
スティックの先の方に
重心がかかっているもの
真ん中だったり、後ろの方にあったり
安いスティックだと中がスカスカで
重心がどこにもない、なんていうものも
あります
まずはしっかりリバウンドする
ドラムスティックを選ぶ事
これが大事です
手の大きさによって
若干の個人差は出て来ますが
リーガルチップの8Aというスティックを
私自身はオススメしています
さて、ここからが本題ですが
スティックはもちろん消耗品
ある程度使ったら新しいものに
買い換えなくてはいけません
その基準になるポイントがふたつ
ひとつ目はチップの先
チップの先が削れて
原形をとどめていない状態になると
音色が変わってきます
基本的に繊細な音が出なくなるはずです
ふたつ目のポイントは
スティック先端付近が削れて
やはり原形をとどめていない状態
主にハイハットを叩くことで
極端に消耗していく部分ですが
ここが削れ過ぎてしまうと
スティックの重心が
大きく変わってしまいます
初めにも言ったように
スティックの前方に重心があることで
リバウンドするスティックが
その部分が削れることによって
跳ね返らなくなってしまったら大変です
昔、私自身
お金の節約だとケチって
一組のスティックを
ネズミにかじられたのかというぐらい
細くなるまで使っていた事がありますが
(写真にある幅の約半分になるぐらいまで)
これは本当によくありません
スティックが削れてくると
全体が軽くなり
一瞬、いつもより速く叩ける!
と思いがちですが
それはもう既にリバウンドではなく
力で叩くクセがついている証拠
そのクセをつけないためにも
常にリバウンドを意識して
演奏するためにも
スティックは削れて原形から形を
変え始めた段階で買い替えた方が
賢明です
この原形から
いわゆる側面が変わってきた段階が
スティックの寿命だと思って下さい
スティックは消耗品とはいえ
確かにお金がかかるので
まずは
練習パッド用のスティックと
ドラムセット用のスティックと
分けて持っておくといいかもしれません
練習パッド用は削れる心配がないので
ほぼ永久に使えるから安心ですよ!
以上
スティックの買い替え時の説明でした!
それでは!!
廣原 航


