この前のライブの時に
使用したドラムセット
ヤマハの
メイプルカスタム
シンバルは
オールドのKなど
全てビンテージもの
このセットは
俺の師匠のものです
いい音してました
でも
コントロールするのが
なかなか難しい
いい楽器って
大体そうで
扱い辛いものなんです
扱い辛いというのは
音圧、音色、全てが
ちょっとしたタッチで
変わるという意味で
つまりその分
表現の幅も極めて
広いんですが
コンスタントに自分の
思い描いている音を
出すのが難しいんです
暴れ馬みたいなもので
乗りこなすのが
とても大変なんだけど
コントロール出来たら
とんでもない力を
発揮するという
そんな感じかな
大体
名器といわれている
楽器はそうですね
そうはいいつつも
ヤマハの
メイプルカスタムは
比較的使い易いはず
なんですが
私の師匠はより
奥深い音にするため
ドラムヘッドと
チューニングに一工夫
どうやらしている
みたいで
それもあって
更に難しかった
三人のドラマーで
このセットを交代して
叩いたんですが
腕はもちろんのこと
やっぱり
一番長くこの楽器と
付き合っている師匠が
一番いい音出してました
どれだけ
扱い辛い楽器でも
長く向き合っていれば
その分楽器も答えて
くれるんですね
面白いものです
いま
楽器の話をしてますが
結構
楽器以外の事にも
これは当てはまる話かも
