モヤモヤがすっきり | まいにちのできごと

モヤモヤがすっきり



こんにちはにっこり



暑い…暑い…こうやって文字にすると余計暑く感じるアセアセアセアセ晴れ晴れ



暑さ対策大丈夫ですかはてなマーク



私はとにかくエアコンつけて水分多めにとってます。



夏はカバのように水を飲みますので🦛



いや、カバのようにじゃなくてカバですびっくりマーク



先日から著名な人が親族だった、いや違ってたと二転三転してたのを、



賢い叔母が解決してくれました物申す



その著名な人というのは、河上肇さんです。



この方はマルクス経済学者で、京都帝国大学で教えていた頃もあり、



その後共産党に入り共産党員になり、



戦前の話ですから、特高警察によって牢獄に入れられたそうです。



著書は色々あるのですが、ベストセラーになった貧乏物語が有名だそうです。



私も読み始めましたが、大正時代の日本語は難しいですねアセアセ


なかなか進みません。


私の曾祖母の身内だと、ある日うちの母が言い出したのです。


祖母が母に、


身内に河上肇さんって方がいるんだけど、時代が時代だから、よその人に身内と言えなかった


と漏らしていたそうです。



母から聞き取った内容を河上肇さんの関係者の方にメールで問い合わせたのですが、


最初は河上肇には異母も含めて女の兄弟はいないので親族ではない


とけんもほろろに否定された返信がきました。



母もどっちかというと普段からボーッとした人なので、



言うことも二転三転するし、当てにならない。



そこで、母の妹である私の叔母に尋ねたのです。



叔母はキレッキレの才女なので、やはり河上肇さんは親族だと言いました。



祖母、祖母の弟とお嫁さん、祖母の妹、みんな同じこと言ってたよと言ってました。


親戚一同が言うには、曾祖母の身内だと。



そこで才女の叔母が、すごいことを思い出しました。


曾祖母は、山口県岩国出身で、女学校時代、作家の宇野千代さんと同級生で、



いつも宇野千代さんが1位で自分は2位ばかりで勝てないと悔しがっていたと。



そして旧姓は河上だったと。



これで、点と線が繋がりましたキラキラ←松本清張ではないけど💦



河上肇さんの祖母は豪傑だったそうで、肇さんがお腹にいるのに奥さんを離婚させたり、何度も息子←河上肇の父は再婚してるんです。



なので河上肇さんには異母兄弟がいます。



曾祖母の年齢的にもおそらくその異母兄弟の中の子供だったのではないかと思われます。



その後、冷たくあしらわれたと思ったら、記念会の方から家系図を調べて再びメールがきました。



マツノさんという名前が異母弟の娘にあると。


おそらくマツノさんが本名なのか、役所が書き間違えたのか、周りがまつよと呼んでいたのか、


この方と思われますが、後に嫁いだ先の家が祖母の家と名前が違うんですよね。


ただ、曾祖母は2度目のお嫁さんで、もしかしたらお互い再婚だったのかも知れません。



どちらにせよ、ずっとここ最近モヤモヤしてたものがすっきりしました昇天



だからって何をするのかと聞かれたら、



著書を読んで思いを馳せたい



ただそれだけの事です。



私は歴史好きで、特に今朝ドラで戦前から戦後の話をしてるので時代背景も同じで気になったし、



以前、瀬戸内晴美さんの美は乱調にありという小説が好きで、何度も読んでいました。



伊藤野枝と大杉栄の話ですが、大杉は無政府主義者で何度も投獄されそうになりますし、されてます。


結構無茶な2人ではあったのですが、関東大震災の後甘粕によってどさくさ紛れに殺されます。



しかし甘粕は無罪放免、後に満鉄やらなんやらで大儲けするんです。なんか今の政治家さんと変わらないむかつき


戦前の特高警察の恐ろしさや共産党というだけで昼夜構わず見張られる、危険な思想と思われ、何もしてないのに難癖つけ投獄する。



そのことをわかっていたから、身内にそういう人がいたことにとても共感しました。



なんか今もあまりその時代から変わってないし、今は戦前のような気がしてなりません。



河上肇さんは貧乏物語で、金持ちはより金持ちに貧乏人はより貧乏にということを言われてます。


今を予言したかのように。


だから、私も50の手習いで、著書を読んでしっかり勉強してみたいと思いますにっこり