ここに来て抱きしめて 後半
昨日、熱く語りすぎて、レビューを分けて書いたの初めてです。
昨日の続き、ナグォンが襲われて、ナムが助けた辺りから、二人の距離が近づいてきます。
ユン・ヒジェに認められたい実の兄ヒョンムは、ナグォンを襲いに行きますが、ナムに阻まれナムを刺してしまいます。
でもナムはその兄を抱きしめようとします。
ナムは我慢強く、痛いとか辛いとか言わないのです
ユン・ヒジェの自叙伝に関わった記者、パク・ヒヨンは、テレビで特集番組を放送します。
それに刺激された変な奴とナムの兄は、パク・ヒヨンを殺そうとして、自宅を訪ね、兄が別の部屋にいる間に、変な奴が記者を殺してしまいます。
パク・ヒヨンが、最後にヒジェに面会した時に、怒ったヒジェに首を締められて、告訴します。
久しぶりに裁判のために外に出たヒジェ。
すでにその時にはパク・ヒヨン記者は殺されていました。
刺されたナムはしばらく休暇になり、ナグォンが今まで出来なかったことをしようと言って、
一日だけ、ごく普通のデートをします。
この二人にとって、普通のデートがどれほど貴重なものだったか。
そして、ヒジェは護送される途中に事故にあい、病院に入院します。
協力者の手助けで、脱走します。
ナムを偏愛するヒジェは、ナムをかわいがり、元妻に親切にするチーム長をハンマーで殺します。
そして、元妻をハンマーで襲いに行くヒジェ。
しかしそこに現れたのはヒョンム。
身を呈して、元妻を守ります。
二人とも大怪我をしますが、命は助かりました。
次に狙うのは、ナグォン…
ナムはナグォンのそばにいます。
だんだんと感情が溢れてくるナム。
二人は何度も抱きしめ合い、不安な中愛を育んでいきます。
ナグォンのお母さんの命日に、一緒に納骨堂に行こうとしたら、
ナムの元にヒジェの協力者の女から、自首すると連絡があり、約束の場所に向かおうとしていたら、
ナグォンの携帯から電話が…
しかし電話から聞こえてきたのは、父ヒジェの声で、
ナグォンを預かった、一人で来いというものでした。
サイコパスの父と、その血をひいた息子の最後の戦いが始まります。
ナグォンは捕まっても負けてません。
ヒジェの頬をはたき、両親に謝れと言います。
ナムはナグォンが絡むと理性を失い、ヒジェをハンマーで殴ろうとします。
それを望んでいたヒジェでしたが、上手く抜け出したナグォンの声で理性を取り戻します。
警察もやって来て、捕まった…と思ったら最後の悪あがきをしたヒジェ。
隣の警官の拳銃を取って、ナムはヒジェの足を撃ちます。
これでゲームオーバーです。
やっと周りのみんなに平穏が訪れます。
最後の方で、大人のナムが16歳のナムを抱きしめます。
同じように、ナグォンも16歳のナグォンを抱きしめます。
ここに来て抱きしめて…
一番抱きしめて欲しかったのは、16歳の時のナムとナグォンだったのかも知れません。
しかし、ホ・ジュノ演じるユン・ヒジェは怖かった
笑っても怖い😱
口ぐせが、ナムはヒジェの血統だとか、ナムの周りのナムを弱くするもの達を排除してやるとか、
ナムに対しての愛情が歪んでる。
そして、ナムはずっとサイコパスの息子という重たい十字架を背負って、ひたすら耐えて生きていきます。
自分もサイコパスなんじゃないかという不安も抱えて。
その罪悪感とナグォンへの思いの矛盾を、チャン・ギヨンがとても上手く演じます。
ナグォン役のチン・ギジュも、社会で上手く生きていけず、でも強く生きていく姿を上手く演じてます。
二人とも心から笑うことも無く、12年間生きて来ました。
それは、周りのナムの母、兄、妹もだし、
ナグォンの兄も辛い思いをして生きてきました。
ヒジェは、自分が一番強いと思ってたけど、実はナムとナグォンはじめ、周りの人達の方が本当は強かったのではないでしょうか?
これは、ただの恋愛ドラマではなく、人間の本能と理性を描いたドラマだと思います。
本当に久しぶりに感動的なドラマに出会いました。
私はチャン・ギヨンに魅せられて、キルイットがKNTVで放送されるので、
月々高いけど、もう少し契約します
お金に余裕があったらDVD買おうかと思うくらい、ハマったドラマです。
多分GyaOとかでしばらくしたら、無料で観られるようになると思うので、
良かったらご覧下さい。オススメです