健太の朝顔、天から届いた 宮城?大川小児童が残した種 | hvswzのブログ

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 小さな家の軒下に、赤紫の朝顔が満開だ。宮城県石巻市の佐藤とも子さん(50)が育てている。植えたのはひとり息子の健太君がとっておいた種。3年前の3月11日、津波で児童の7割が犠牲になった市立大川小学校の3年生だった。残された種はめざめ、花を咲かせた。

 東日本大震災が発生した時、学校にいた健太君は、地震後約50分間、教職員らと校庭にとどまり、津波に襲われた。

 自宅は無事だった。とも子さんは自宅の学習机で紙袋を見つけた。1年生の時に育てた朝顔の種が入っていた。鉛筆で「みらいのじぶん」へ、と記してある。