6月4日(火) 16:00
6列目 上手側


公演期間中の週末はライブで関東に行ってるので平日しか選択肢がなく
チケット自力ではとれなくて
チケトレへの出品もなくて
全然期待してなかったチケプラトレードも当然だめで
でもまあ6月は下旬に宙組のための早退とか有休もあるし
そもそも月初で仕事いそがしいし
諦めておとなしくしとくほうがいいね。
と諦めのついたころ、チケプラトレードが成立しました。
たぶん最終日での成立だったと思います。
初日に5枚出品されて以降は、1日の出品数が0~2枚程度だったので
初日だめだった時点でこれはもうだめだ、と思っていたのですが
だめじゃなかった…
しかも6列目…
わりとはしっこのほうだったのですが全然見やすくて。
またこんな素敵な席に座らせてもらえてありがとうございます…

…だったのですが。
恥ずかしながら
なんの話か
なんか
よく
わからなかった…
(でもとりあえずピップはじじい殺しってことでいいですね?)

1番印象的なのはジョーが生きてたことかな…
ジャガーズさんがピップに「大いなる遺産だな」って言うしピップも泣き崩れるしで
ジョーが死んで、遺産をピップにのこしてくれたものとばっかり思ってしまったので
生きてるんかーーーい、ってベタなつっこみを内心してしまいました。
生きててよかったけど。
でも物語的には死んでたほうが個人的には納得感があったような気もします。
そこまでピップを追い詰めてほしかったというか。
もちろん故郷でジョーとビディの純粋な優しさが待っていたという素敵な展開でいいのですが
でもなんかピップがはっきりと改心するのにはそれくらいのショックがあってから、のほうが受け入れやすかったというか?
ビディが1度はピップさんって呼ぶのも、その場面でだけピップがちょっと傷つくくらいで後から生きてくることがなかったし。
ピップが最初から最後までこどもすぎるというのか…なんというのか…


という細かいことがありつつ、そもそも登場人物がほんとに理解できなくてですね…
ピップ、エステラ、ミス・ハヴィシャム、天飛華音くんあたり。
ジョーもお姉ちゃんが死んだのを知らせないのは、それはなんか違くない?って思うし。
最初はエイベルも、こいつ何を言っているんだ??と思っていたのですが、ここは無理やり自分を納得させました。
あと最後までわからなくて、そして1番の謎だったのがビディ。
いったい誰とどういう関係でいっしょに住んでる(?)の???と。
観劇後にプログラムを購入してピップの幼馴染と判明しましたが
かなり重要な役割があるにも関わらず関係性がわからなくて、
どういう関係でどの立場にたっての言動なのか、最初から最後までかなり気になっていました。
ジョーとの結婚のシーンは泣けてしまいましたが、一方で「あ、ピップのこと好きだったんだ?」って思いもあり。
最後までジョーの娘という可能性も捨ててなかったので、結婚するってなって「あ、ちがう…」ってなり。
さておき主要な登場人物が基本的に理解不能なのと共感とかもまったくなかったのですが
ハーバートは若くて元気で爽やかでかわいかったです。なごむ~
謎にお人好しの友人って古めの小説にあるあるですね。
ミスハヴィといいドラムルといい終盤で都合よく事故死とか病死するのもあるある。

内容はおいといてジョー、ジャガーズ、エイビルのイケオジ軍団がとてもよかったです。
星組さんはこんなイケオジが3人もいていいなあ。
キャラクターとしても印象的でした。
ジョーの愛情深さと、ジャガーズさんの冷静さと、エイビルの謎の情熱と。
あとピップとジョーの身長差もとてもときめきでした…
(ピップとエステラがキスするときのありちゃんの屈む角度もときめいたのですが、ありちゃん的にはしんどいのかな?
 背中の曲げ方がきゅんだったのですが。しんどいなら曲げてほしくないな)

イケオジ以外ではエステラ幼少期の乙華菜乃ちゃん。
ピップ幼少期の藍羽ひよりちゃんもとってもかわいかったのですが、
エステラ幼少期はほんとにこどもが演じている子役のようなお芝居だったのが印象的。
声もかわいくって好みです。でもピップ幼少期もほんとにかわいい。
最後のご挨拶のときに上下からそれぞれ出てきたふたりがセンターで合流して
ピップがエステラに手を差し出すところがピップの得意げな笑顔とあわせてめちゃくちゃキュートでした。
イケオジもかわいこちゃんもいて素晴らしいなあ…

そういえば男役にもイケメン下級生を見つけたのですが、、、
黒髪でたぶん身長は高めで、頭の形が丸くて素敵なイケメンはどなたですか…?


物語は個人的には、うーん、おもしろくなくはないけどおもしろくもないかなあ…という感じで
物語への満足感はそんなになかったのですが、でも足もとにドライアイス、降り注ぐキラキラの中で踊るありちゃん、に
なんか強引に、あ、なんかよかったね。という気持ちにさせられるような
そんな2時間半でした。
なんというかすべての登場人物の動機とか心理とかが、全員、あとなにかひとつ描写が足りない、というか
もう少し深堀りしてほしかったというか…なんというか…
特にミスハヴィは意味ありげなこと言ってたけど特になにごともなかったし…なんなの?
でもあのちょっと病んでるっぽいメイクと表情と喋り方は素敵だなと思います。
ビディの素朴なかんじの髪型とお衣装、雰囲気もかわいかったなあ。
そういえばお衣装は全体的に好きだったのですが、新しい先生…ですかね?
2幕はじめのありちゃんのコートかわいかったなあ。
フィナーレもけっこう好きです。




あとたぶん自分以外に伝わらない気がしますが、ぴろりろりんりん系サウンドは鈴木先生の持ち味なのかな?
大逆転裁判でもこういう音楽聞いたな~きーみーの、なまえよびたいー
でもなんとなくドラマシティという空間に似合っていて好き!です。