3月24日(日) 13:00
1階14列センター


千秋楽が当たるはずないなんてことはわかっているけれど
申し込まないわけにはいかない…!
という気持ちで申し込んだら当たりました。
まさかなあ…
本当はもちろんお母さんの分と申し込みたかったのですが
一次抽選って申し込めるのずっと1枚だけでしたっけ?
それともトップさんの退団公演だと制限あるとかそんなでしょうか?
よくわからないけど、申し込まなくてはいけないので、申し込んだら、当たりました
一次抽選の当選はネバセイ新人公演以来です。
その前はピガールだったので、やっぱり2年に1回だと思っておけばいいのかな…次は2年後か。
2年後の宝塚はどうなってるのかなあ。
2年後ぐらいならほぼ変わってないかな?



自分が宝塚を見始めたときのトップスター、というのはそれだけでなんとなく特別感がありますが
その中でもれいちゃんはさらに特別かなあと思います。
Cool Beastの花道であまりにも獣だったれいちゃんに衝撃を受け
以来、各組に何人かいる『推し』とも違う、なんだかよくわからない特別感がずっとありました。
そんなれいちゃんがもう、いなくなってしまうんだなあという気持ちと
大劇場最後の日を見送れるという嬉しさと、あとなにかいろいろ、で行ってきた千秋楽でした。
劇場の敷地入ったところで退団者さんのファンのみなさまが飾り付けたブース?とにぎわいを見るのが楽しみのひとつなのですが
雨のせいか、今まで見てきた数回よりは人が少なく、ブースの飾りもこじんまりとしていた…ような?
みなさん濡れながらお仕事されてましたが、きっとこの日のために選びに選んだ素敵な服と靴だろうに…とか考えたり。
もうずっと雨の予報だったのでわかってはいましたが、特別な日はやっぱり晴れがいいなあ。
でもれいちゃんが最後に雨に触れながら『(今日)虹がかかっていてもかかっていなくても』幸せだったというようなことを言ってくれたので
雨というだけでなんとなく憂鬱だった気持ちは昇華したような気がします。
『好きな人と虹をわたりたがる柚香光』が1番笑いました。




もう前週からぽろぽろ泣きながら見たのでこの日ももちろん開演アナウンスから泣いて
今日も子イブがかわいくて泣いて
幕開きレビューで泣いて
れいちゃんを目に焼き付けたいし
だいやくんが出てくるとそっちも見たいし
拍手にも忙しいし
でも全体像の美しさも見ていたいし
わりとせわしなかったのですが、
この日もとても見やすい席というのもあり
どっぷりひたりました。
あと舞月なぎささんの退場シーンも大好きです。
おもしろくて、わかりやすくて(わかりやすく見送れて)、ちょっと泣けます。
なんだかすごく上級生の方、というイメージを何故か持っていたのですが、れいちゃんと1学年差なんですねえ。
というかそもそもが、れいちゃんもそれなりの上級生、という認識にあらためるのが正解なのかな?
なぜかトップさんって、半々くらいの確率で「上級生から見守られてるイメージ」があるのですが
実際のところトップさんより上級生ってそんなに多くない…ですよね。
なんでこんなイメージ持ってるんだろう…?


さておき。
わたしがこれまで見た退団公演は、望海さん、珠城さん、真風さん、そしてれいちゃんで
みなさん相手役さんと同時退団でした。(書いてる時点ですでにれいこちゃん退団公演も観劇済み)
そのうちれいちゃんだけがまどかちゃんとぴったり寄り添って花道を明るく楽しげに去って行って
すごくれいちゃんっぽいなあ~~と思います。
前回も書いたのですがわたしはれいまどコンビには特に萌えやときめきはないのですが
れいまどというコンビって謎の納得感があるというか、あ、れいまどですね。って感じです(?)

ただれいまどですねって感じではあるのですが、
でもカップとお砂糖のアドリブはちょっともうおなかいっぱいというか
もうちょっと短く切り上げてほしいというか
個人的にはあそこで少し気持ちが切れてしまうので、千秋楽はノーマルに進めてほしかったかなあと思うのですが
でもれいまどコンビがお好きな方にはきっと嬉しい場面でしょうし、
今日はどんなこと言ってくれるのかなって楽しみですよね。
わかる、わかるけど、もうちょっとすっと進めてもらいたい…


…というところもありつつ、
でもやはりこの作品好きだなあと思います。
本編もフィナーレもまるごと好き。
そしてれいちゃんが好き。
そう思って最後のれいちゃんを見送ることができたのでよかったです。
(だいやくんも本当にかっこよかったよ…)






お待ちかね、の
サヨナラショーは、先に全体的な印象を書いてしまうと、個人的には少し地味かなあ…って正直思いました。
サヨナラショーに絶対あるキメの曲?というのか、クライマックス的な盛り上がりどころがよくわからなかったというか…?
でもペンライトがペンじゃなくてブレスレットになってたので、拍手も手拍子もオペラも全部できてとてもよかったです。
cheek to cheekが1番素敵でした。
あとまどかちゃんがアナスタシアうたってくれたのも嬉しかったなあ。
ひとこちゃんがなかなか出てこなかったので、これはもしやアイリーンになって出てきてくれる…!?ってちょっと期待したのですが(笑
ふつうにCool Beastでした。
れいちゃんとのデュエットも二人だけの戦場だったので、最近見たな~…と。
あの軍服すごくかっこいいけど!
なお後からニュースで知ったのですが、あのシーンがれいちゃんからひとこちゃんへの引継ぎの儀式だったんですってね!
全然気づけてなかったポンコツです…
キュンとしたのは退団者さんたちがアンシャントマン歌うシーンで背景の香水瓶にみんなのお名前が入ってたこと。
お衣装もかわいくて大好きなので、全体的にキュンでした。
見れるはずのなかった生の少尉を見ることができたのも感動。

あとはフォーエバータカラヅカ、銀橋でれいちゃんがひとり残るころだったと思うのですが
ふと本舞台を見るとあかりちゃんがめちゃくちゃ晴れやかなにっこにこの笑顔でちょっと笑ってしまいました。
笑顔で見送ろうと決めていたのかもしれないし、自然と笑顔になったのかもしれないし、わかりませんが
こんなに満面の笑顔で見送るのも素敵だなあと思います。
泣くのをこらえてたり、大泣きしてたり、微笑みを浮かべてたり、
トップさんを見つめてるみんなのいろいろな感情を見るのも好きです。



そういえば退団者メッセージで、初舞台と好きだった役は言わなくなったのですか?
それとも花組では言わない、とかそういうのある?
千秋楽は桜嵐記ライビュを最後に、以降は宙組しか見ていないので
組によっては言わない…とかあるのかな?
好きだった役は教えてほしいなあ~
れいちゃんが華ちゃんに触れてくれたのはキュンでした。





そんな感じで。
れいちゃんの大劇場卒業を見送れて本当によかったです。
素敵な男役さんだなあってあらためて思いました。
アルカンシェルもわたしにはよい作品でした。
これで見送れて、とても満足。
そしてれいちゃんのご卒業はとてもとても寂しいのですが
でも同時に次の花組が楽しみで早く見たい!という気持ちもじわじわ芽生えてきます。
花組っていいなあ~~






ところでサヨナラショーのルサンク作ってほしいんだなも