3月16日(土) 15:30
1階9列 上手側


友の会では連番の申込みが当たらず、先着でも惨敗しましたので
お母さんと見る分をチケトレでくるくるくるくるしておりました。
できればそれなりの席で最後のれいちゃんを見せてあげたいし
できれば休日の午後がいいし…という、また贅沢な考えでくるくるしてたのですが
なかなかの熱戦で難しいな~もうB席で妥協しようかな~いやでも最後のれいちゃんだし1階で見せてあげたいな、
いやでも1階だからといって1回しか見ないからはしっこすぎる席は避けたいなあ…
と思いながらくるくるし続けていたら、まさかの、自分にとっても今までのS席の中で最上のお席を、
購入することができまして。
以前にSS席を買えたときもそうだったのですが、チケトレってたまぁに、
すごく素早くタップできたとかすごく早く次のページにアクセスできたとかでもないのに、
なぜかぬるっととても素敵な席が購入できるとき、というのがあって、今回もそれだったのですが
そういうときは、このチケットはわたしに買われるために出品されたんだ…と思うことにしています。




さて2回目。
my初日から1ヵ月以上経ちました。
その1ヵ月の間にもいろいろとありましたが、とにかくこの日を楽しみに待っていました。
舞台を見たいという気持ちや、9列目たのしみだなあという気持ちや、お母さんびっくりするかな喜ぶだろうなって気持ちや
あとはまあ、博多に行ってたはずだったなあ…とか、仕事のこととかもいろいろありましたが。
母の入院やらなんやらもあったので、とにかくつつがなく花組さんを見たい…という思いでした。

前回の観劇では、作品としては好きだけど、これで退団かあ~と思ってしまっていました。
が、2回目見ると、あ、これで退団でいいな、に変わりました。
どういう心境の変化かはわからないのですが、すごく納得感があったというか、
見送れたな、という気持ちが芽生えてきたというか…
そしてほんと~~~~~~にれいちゃんの男役はかっこいい。
問答無用でかっこよくてきらきら輝いてて、まさにスターだなって思います。
れいちゃんこそが宝塚の申し子です、って言われたら、そうなんですね!って納得できるというか(?)、
もうとにかく一挙手一投足が素敵&素敵で、もっと見ていたい。
なのでまあ見送れたな、とは思っても、れいちゃんがもう宝塚からいなくなってしまうのはまだ受け入れがたいです。笑
舞台のれいちゃんって本当に素敵。


帰り道に「突然サンバはじまったの草」みたいな感想を語り合ってる声も聞こえたのですが
ショーなし作品なので、ハットにケーンのザ・タカラヅカも、ラテンもジャズも、色々見せてくれて本当にありがたいし
はじまるまでは、見たいのは劇中でのレビューシーンじゃないんだよおおおと思ってたけど
変に『もっとこういう退団ショーがよかったなあ…』みたいなことを考える隙なく
王道なレビューを随所随所で見せてもらえて、そして劇中だからこその熱みたいなのもあって、
まあたしかに急にあのココナッツなテンション(ビジュアルも含む)は、ちょっと振れ幅が…ってなるかもですが
でもショーだって突然世界観まったくかわったりするし、突然でもなんでも、いろんな花組さんが見れて嬉しいです。




それと前回はほのかちゃんがストーリーテラーなことにすごく不満があったのですが
これはこれでかっこいいな…って思ってきました。
お芝居にとけこんでる感を感じることができたし
これはこれでほのかちゃんはやっぱりかっこいいし。
でもここまで2回目は全肯定な気持ちになったのは
単に前の席で見られたからでは?という自分を疑う気持ちもないでもありません。笑
でも母も見終わった後、舞台に対する意識がかわったと言っていたので
近くで見るということには、なにか感想に作用するものがあるのかなあとも思います。


あとはもうれいまどのおふたりは末永く幸せでいてください…
個人的にれいまどというコンビは特に好きとかなんとか思ったことはないのですが
見てたら、なんか、もう、永遠に幸せにいちゃいちゃしてて…ってなってきて
これが夢を見せるってことなのかなあということまで考えてしまいました。
カトリーヌのキャラがわりと好きだということもあるかもしれません。
大人すぎず、小娘でもなく、スカシキャラでもなく(宝塚にすかしたヒロインはいないだろうけど)
お花畑でもなく、強すぎもせず、『いろいろすごくちょうどいい』感じといいますか。
かわいい!好き!とかはないし、マルセルとのカップルにも心を動かされるわけでもないのですが
とりあえずれいまどは永遠のカップル、という幻覚を見ました。
でもマルセルとカトリーヌ、落ち着いたカップルでいいよねえ。
見る前はよくあるケンカップルなのかなあ…と正直なところ少し辟易だったのですが、
(でもそんなにケンカップルが多いわけでもないのにどうしてだろう?個人の嗜好の問題かなあ)
最初以外はわりとすんなり意気投合してて安心して見れたし、カップルとしてくどさもなく、前提が『同志』なのがよかったのかな。
とにかく好き!です。


あとはかわいいな~ってきゅんとしたシーンがあって
慰問されてるときの、国防軍のみなさんのうち、ちょこんって三角座りしている国防軍さんがいて
後ろ姿だけなんですが、もうほんとにちまっと座っていて、一生懸命ステージを見つめている背中と
きゅっとした三角座りがほんとにかわいくて、さすがに背中だけではどなたか見当もつかないのですが
こんなところにもKAWAIIが…って、なりました。
あとピエールが片腕だけ腕まくりしがちなのもKAWAII
というかだいやくんが良すぎませんかね…?
かわいいとかかっこいいとか、なんかそういうんでなく「いい」んです!
どこまで素敵になっちゃうのか、楽しみです。




お待ちかねのフィナーレでは、もう9列目の威力が発揮されまくりというか
ひとこちゃんの歌唱指導の、もうほんとに麗しいことったら…!
衣装の美しさも肉眼で見られるし、わりとちょうど立ち止まってくれる位置だったこともあって本当に至福でした。
1列目とか2列目もそれはそれですごい迫力でしたが、ちゃんと堪能する、という意味ではほんとに史上最高の席で
ひとこちゃんをたくさん浴びることができました…ほんとに素敵…
てゆうか歌唱指導ひとこちゃん…ほんとに…好き…
好き…!

そしてロケットもみんなかわいいなあ~ってにこにこしながら見ていたのですが
ひとり、めちゃくちゃお顔がかわいくて色っぽい子を発見しました。
ラインダンスで真ん中近くだったので、今回はえーっと身長順?かな?なので出演者の中から高身長を探せば見つかる??
いやほんとに身長順だった?お顔しか見てなくてよく覚えてません…

パレードの銀橋ではせっかく上手側だしだいやくん見たいけどでもせっかくこの距離なんだかられいちゃん見たいけど
でもわたしの正面にはあかりちゃんが…!!!!!!!!!!
って感じで、結局あかりちゃん7、だいやくん2、れいちゃん1って感じの視線になりました。
こういうときってほんとどこを見たらいいの…!?ってなって目がぎょろぎょろしちゃって
どの位置も見ようと思えば見えるからこそ迷っちゃうし
せっかくこの位置で見られるんだからあっちも見たいしこっちも見たいしってなって気もそぞろになってしまうし
こういうときはなんというか、宙組見るときみたいに確固たる意志で、鷹翔千空!!!!って見られるほうが幸せかもしれません。
あーでもたとえばもえこちゃんが正面でこってぃちゃんが反対側とかだったら迷うだろうなあ…
…なんて別に無駄な心配なんですけど。
いやいつかそんな悩めるような席に座りたい。








さて。
今回はじめてS席に座らせた母。
あまりにもいい席すぎて、正直なところ事前に少し心配もしていたのですが
海辺のストルーエンセでも3列目だったけどその場で喜んでただけだったしまあ大丈夫かな、と思っていました。
が。
しっかりと『大劇場9列目での花組』という贅沢を、覚えてしまい…
次からは前のほうに座りたそうにしはじめてしまいました。
なんてこった。
今回はほんとにたまたま偶然でとっても幸運だっただけでこんなの最初で最後です、と伝えたのですが、伝わっているかどうか。
お金の問題じゃなくて運なのですよということも伝えましたが、伝わっているかどうか。
無理なものは無理なのであきらめてもらうしかないのですが
元々れいちゃん&ひとこちゃん推しだったのが、あかりちゃんにもかなり目覚めてきているみたいで
(あかりちゃんがとても美人になったという話を2、3回された…)
花組推しは当分続きそうなので、できればまたS席には座らせてあげたいなあと思います。
ついでに侑輝大弥が今回いかに素晴らしいかを語るとそれにも同意してくれるので、
いっしょに花組さんを楽しんでいきたいと思います。