「なんでお姉ちゃんと喧嘩したの?」
と友人
姉もこのコンサートに乗ってます。
このときは着替えが何かで席を外していました。
「…お姉ちゃんいないよねぇ」
とキョロキョロ
「いや、お姉ちゃんはホラ、マッチングアプリは犯罪者の巣窟だと思ってるから…」
もちろん元カレに楽屋荒らしをされかけた、なんて話はできません
「神聖な音楽の場に、マッチングアプリの人を連れてこないでー!って、それはそれは怒られたのよ…」
友達もびっくり(笑)
まあでも、私たちの年代(アラフィフ)だと、そういう人も珍しくない。
なんとなく友達も理解してくれました。
が。
すぐに姉を呼び出し。
「ちょっと、◯◯ちゃんに喧嘩してるって言ったの??」
「あ、うん。だってなんか練習の日も微妙に距離感あったじゃん。でも、理由とかは言ってないよ」
「いや、聞かれたし!まあでも浅くしか答えてないよ。元カレに楽屋荒らしされそうになって、とかは言ってない。それで、今日お姉ちゃんのお財布が、息子の恐竜の小銭入れだってことも(笑)」
姉は、あの件で懲りたようで。コンサートの日は大金を持ち歩かないように、息子の小銭入れを使っているのだ(笑)
「うん、言わなくていいし、理由も軽くでいいよ」
「にしても、◯◯ちゃんには私だったら一番言わないよ!めちゃ口軽いじゃん!(笑)」
「そうなんだけどさ、だってあまりに不自然だったから…(笑)」
と、お互い笑って話す。
この日聴きに来ることも、姉は知っているはずだが聞いてはこない。
ちょっぴり寂しさはあるけど。
この距離感で今まで通り、姉と仲良くできるならそれでいい。
それほどに、Sくんのクレプトマニア事件で、怖い思いを姉はしたんだ。知らなかったから仕方なかったとはいえ、申し訳ないことをした、と思う。
だからって、kazくんまで犯罪者だとは思って欲しくないけどね