しばらく2人でぐっすり眠っていた。
目が覚めて、一緒にシャワーを浴びる。
時折見せる行動が、すごく優しい。
コートを着せてくれたり、靴を履く間バッグを持ってくれたり。
「優しいね」
口に出して伝える。
着替えて外に出たら、もう日は暮れて、街はイルミネーションで飾られていた。
駅まで寄り添って歩く。
たあいない、仕事の話、
明日の予定の話…
ふと、思ってたことを口に出す。
「ねぇ…これ、また会ってくれるの?」
「もちろん!」
彼がこちらを振り向いて目が合う。
「逆に、オレに会ってくれるの?イヤじゃない??」
「嫌じゃない」
改札に入り、それぞれのホームへ向かうとき。
「それじゃあね。着いたら連絡してね!」
え、そんなこと言ってくれるんだ。
優しい
ハイタッチをして、別れた。
おうおう…冬さんよ。
20歳下の彼のこと…好きになりはじめてるのぅ
帰ってからも、しばらくLINEのやり取り。
あー、これ。また終わったりしないといいんだけど…