「心の拠り所が欲しい」


と言う彼。


「年上なのは大丈夫なの?」


「オレ、年下と付き合ったことないよ。年上の人がいい。落ち着いてるし居心地がいいから」


まぁ、年上だからって私が落ち着いてるとは限らないけどなっ笑い泣き


彼が入れてくれたコーヒーを飲みながら、つけっぱなしのテレビに目をやる。


つい2人で笑い合う。


「いやー、にしても、今日は足がヤバい!新しい教官がオニ教官でさ。」


「訓練て何するの?走り込みとか?」


「走り込みなんてやらないよ(笑)」


「そっか…じゃあ、登る、とか?」


「登る…そうだね。登って人を救助して、また戻る、とか」


ひぇー…

楽器を担いで階段を登るのですら、億劫な私には無理な職業です。。。ガーン


彼の足に目を向ける。

筋肉でパンパン。

そっ、、、と触ってみる。


「マッサージしてくれるの?お願い」


と足を投げ出してくる彼の太ももを、両手で揉んであげる。


「気持ちいいー。背中もやばいの、ねぇ、お願い」とうつ伏せになる(笑)


「いたたたた…そこそこ」と気持ちよさそう。


マッサージしてあげるのは嫌いじゃない。

でも、この状況にちょっと笑ってしまう。


「てかさ、普通逆じゃない?(笑)私だって仕事してきてるんですけど笑い泣きなんで20代の子のマッサージしなくちゃならないの(笑)」


「あ、オレがマッサージしようか?!」


「いいよいいよ」


とそのまましばらくマッサージを続けてあげる。


「ありがとうー。次、冬ちゃんが寝てー」


コロン、と交代させられる。


「…服脱がなきゃできないかも…」


トロンとした目で見下ろしてくる。

優しい口付けと共に、セックスが始まった。。