「何してんだろうなぁー…私」
と、隣で気持ちよさそうに眠るKくんの横で過ごす。
体は疲れているハズなのに、全然眠れない。
こういうメンタルの日こそ、睡眠導入剤が必要な私。
でもこんな夜中に飲んで、朝起きれなくなっても困るしね。服薬せずに目を瞑る。
Kくんと過ごした時間を振り返る。
良かったのはセックスだけ。
必要以上に言葉を交わす訳ではない。
楽しさや幸福感がある訳でもない。
わざわざ遠くまで来て、何やってるんだろう。
こんなのひとりHの方がまだマシ。
想うのはYくんのこと。
私、つくづく気持ちがない人とセックスすることを、割り切れるほど器用じゃないんだなぁ…と改めて思った。
なんなら帰りたい(笑)
目を瞑ると…少し眠れたようだった。
朝、Kくんのスマホのアラームが鳴る。
言ってた時間より少し早い。
これは…もう一回戦するつもりだな。。。
案の定、寝ぼけたままの私に、彼が覆い被さってきて、乳房に口をつけながら、指で下を弄られる。
心とは裏腹に、すぐ濡れてしまうカラダの浅ましさよ…
3回戦を戦って?心には虚しさが残った。