唐突ですが…


Mくんと会って来ました。


Tくんと旅行に行ったりして良い雰囲気の中、Mくんから毎朝毎晩LINEが来たり、返信が遅れると不安がられたりするのを、自分自身どう捉えていいものか迷っていて。


そんな中、たまたまピンポイントの時間なら会える、とMくんから連絡が。


少し迷いましたが、自分自身がどう思うのか試したかった気持ちもあり。会って来ました。

1月に会って以来、1ヶ月ぶり。顔もはっきり言って思い出せません(涙


駅で待ち合わせをして、Mくんが車で迎えに来てくれて。

落ち合ったら当たり前かのようにホテルへ。久しぶり、とか会いたかった、とかも無く。


到着したら、すぐにむさぼるように唇を重ねてきて。ソファへ押し倒すように、若干強引に座らされ。

ブラから溢れる乳房にもむさぼるように唇を押し当てられ、大きな手で強く揉まれる。


そのままベッドへ連れて行かれ…

ケモノのような?セックス。

その間甘い言葉等は、一切なし。


熱いセックスが終わったあと、腕枕をされて。

今日会えてよかった、会いたかった、と言われたけど…


あとは話すことがない!


質問されることもないし、正直聞きたいこともない。会話が特にないまま、Mくんから少し寝息が聞こえ。


私はTくんからLINE来てないかなぁ等と、スマホが気になってしかたなかった(涙)


どうしてMくんのセックスが好きなんだろう。

考えてみた。

大きな上半身で、太い二の腕で、強めに抱き寄せられたり、貪るように求められるからだ。

Tくんはもっと思いやりを感じるような優しいセックス。セックスの合間にも会話を楽しむ。


押し当てられるような強引なMくんのキスと、

ついばんで唇先をなぞってじんわり感じるような優しいTくんのキス。


Mくんとのキスやセックスが、セックス自体が久しぶりだった私には刺激的だったんだと思う。


ろくに会話もないまま、うとうとしていたMくんの目が覚めると、おもむろに2回戦目が始まった。セックスは激しくて気持ちが良いけど、なんだか心は満たされない。


Tくんだったら…

終わったあと、たくさんイチャイチャして、いっぱい話してくれるのに…


Mくんは、1ヶ月前に会ったときと特に変わっていない。

変わったのは、Tくんを知ってしまった私だ。


Mくんと別れたあと、Tくんとのやり取りを思い出す。


「私がほかの男の人と会ってもいいの?好きになっちゃうかもしれないよ?」

「俺以上の男はそうそういない。俺の株が上がるだけ(笑)」と言ったTくん。


「出た、自信家」とそのときは笑っていたけど…ヤバい。すっかりTくんの手中に収まってしまっているのかもしれない。


Mくんと会ったことで、はっきり分かってしまった。私はTくんと過ごす時間が、とんでもなく好きなのだ。


「付き合おうとか、俺は言わないから。実際言ったって付き合えてないでしょ?そういうのはいつの間にかなってるものだから」

と言うTくんが憎らしい。外国人か!


Mくんとのセックスは、体は満たされるけど心は満たされない。

こういうとき、都合よくセフレ、という言葉を使うのか?

でも、今の私には心が満たされないセックスをするくらいなら、Tくんと過ごす時間を目一杯楽しみたい、という気持ちが強い。


Tくんからは、ひょっとしたらセフレ認定をされているのかもしれないけど。


という訳で、2回目のセックスでMくんには申し訳ないけどフェードアウトしていくことが予想されることとなった。


ひょっとしたらMくんも何か感じてるんじゃないかな…